アラスカンマラミュートの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

アラスカンマラミュートの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。

アラスカンマラミュートの歴史

アラスカ西部の海岸地方で暮らすエスキモーのマラミュート族が長期にわたって飼育していた労働犬で、そり引きや狩猟、漁業に従事していました。
その起源をたどると、シベリアを原産地とする「サモエド」や「シベリアン・ハスキー」などと同系統となる可能性がありますが、確証はありません。
それまで純粋性を保っていたアラスカン・マラミュートだが、ゴールドラッシュでアラスカに大量の白人が流入すると、賞金をかけた犬ぞりレースが盛んになり、より速く走る犬を作出するために、あるいはただ単に多くの犬を供給するために、他犬種との雑交が流行しました。その結果、純粋なアラスカン・マラミュートの血統は衰退しますが、1926年以降、アメリカ国内で純粋犬保存の機運が高まり、愛好家によって伝統的なアラスカン・マラミュートの改良が始まりました。
アラスカンマラミュート

外見  体高よりも体長がやや長い形をしており、がっしりとした骨格と筋肉質のボディは北方犬特有のものです。深い胸、力強い肩を有し、筋肉質の四肢は強靭で持久力があり、極地での過酷な作業に適応しています。軽快で安定した歩様は、非常に効率的で、長時間のそり引きを可能にしており、理想的なそり犬としての評価は今もって健在です。
シベリアン・ハスキーと比べると、全体的に丸みを帯びた容姿は、大型犬にしてはコンパクトな印象を与え、やや小さめの立ち耳、巻き尾、茶色の目を有しています。二重構造の被毛は耐寒性に優れており、油性を帯びた羊毛状の下毛は皮膚に分厚く密生して体温の拡散を防ぎ、上毛はそれを保護するのに十分な長さと硬さを備えた粗毛となっています。
羽飾りのようにも見える巻き尾は特に被毛が豊富で、極寒の屋外で眠るときに顔を覆い、寒さから身を守るのに役立ちます。
毛色は明るいグレーから黒までの色合いで、下腹部や脚の一部などに白のマーキングが入ります。顔のマーキングは顕著な特長となっており、常に白が優勢です。
性格  外見に似合わず、性格は穏やかで従順、人に対して愛情深く、献身的です。
ただし、がんこな面もありますので、人との暮らし方は子犬の頃から十分に身につけさせるようにしましょう。
また、多数の犬とそりを引くために育種されてきた犬種ですので、協調性が高く平和的です。
体重  39~56kg
体高  58~71cm

アラスカンマラミュートの健康

毛包形成不全、亜鉛反応性皮膚炎、甲状腺機能低下症などを原因とする皮膚疾患が起こりやすい犬種です。
高温多湿の日本では皮膚疾患を悪化させやすいので、日常的なブラッシングでよく観察してあげましょう。
胸の深い大型犬ですので、食事のドカ食いは胃捻転を引き起こすことがあります。皮膚疾患の予防のためにも、良質なフードを選び、落ち着いて食事ができるように環境を整えてあげたいものです。食事の後は静かに過ごさせましょう。
また、大型犬なので股関節形成不全が起こりやすいとされています。成長期の栄養不足や運動不足は、股関節の正常な発育を妨げることがありますので、しっかりと運動をさせてあげましょう。

アラスカンマラミュートの運動

毎日2時間以上の散歩や運動の時間を取ってあげたいものです。足腰を鍛えるためにも、若い頃はややハードな運動を心がけましょう。
成犬は大変力がありますので、とっさの反応でリードを引くと、人間はたやすく倒れてしまいます。散歩の際はリードを引かないよう、十分にトレーニングしておく必要があります。子どもだけの散歩は避けたほうがよいでしょう。
また、寒さに強い犬種ですが、暑い場所は苦手です。夏の散歩は早朝と夜の時間帯を選んでください。

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アラスカンマラミュートのしつけ

人が大好きな甘えん坊で、服従心があり、辛抱強くもありますが、とてもがんこで不器用な面もありますので、生活に差し支えないよう子犬の頃から散歩やトイレ、食事の習慣などしっかりとしつけておきましょう。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

アラスカンマラミュートの手入れ

やや長めの短毛のダブルコートで下毛は防水のため皮脂でコートされていますので、手入れを怠ると体臭の原因になったり、フェルト化してブラシが通りにくくなってしまいます。特に換毛期には驚くほどの毛が抜けますので、ブラッシングはなるべくこまめに行ない、ときどきシャンプーをしてあげましょう。

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