サモエドの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!
サモエドの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。
- サモエドの歴史
- サモエドの特徴
- サモエドの健康
- サモエドの運動
- サモエドのしつけ
- サモエドの手入れ
サモエドの歴史
シベリアでカモシカ狩りやそり引きなどに従事
サモエドは、ロシア・シベリア原産地の犬種で、典型的なスピッツ系の体型をしており、「シベリアン・スピッツ」とも呼ばれます。
ロシア・ネネツ自治管区を中心としたサモエード族が旧くから共生してきた地犬との見解が広く知られており、3000年以上にわたって飼育されてきた原始犬に近い犬種です。
中央シベリアのツンドラ地帯で暮らすサモエード族のもと、トナカイの番やカモシカ狩り、そり引きなどに従事していました。
20世紀初頭からイギリス人繁殖家による本格的な改良が始まり、純白に輝く被毛と均整の取れたボディは人気を博し、ホワイト系が主流となりました。
日本において、戦後の混乱期から高度経済成長期にかけて爆発的に流行した日本スピッツは、サモエドに「ジャーマン・スピッツ」を交配して、小型化したものであるとする説があります。
サモエドの特徴
微笑んでいるような表情をした優しく温和な犬種

外見 | 極寒に耐えるのに適した皮下脂肪と豊富な体毛を備えており、優れた耐寒性と激しい作業に耐えうる強靭な体力・持久力を持っています。 体高より体長がやや長い体型は筋肉質で骨量に富んでいるが、動きは機敏です。 被毛は厚く、立った上毛とやわらかく密生した下毛のダブルコートで、耐寒性に優れており、毛色は、純白、白、ビスケット、クリームなどがある。 ピンと立ち上がった耳、適度な長さの鼻筋、微笑んでいるかのような黒目の顔立ちが魅力的で、まるで微笑んでいるようなその表情をサモエドスマイルと呼び、親しまれています。 |
性格 | サモエドは優しく温和で辛抱強く、社交的なので見知らぬ人や犬にもフレンドリーに接してくれます。 訓練性能が高く、人間を信頼し、甘えん坊で、ボール遊びやひっぱりっこなどが大好きです。 また、落ち着いて辛抱強いため、子供の遊び相手としても申し分ありません。 ただし、頑固な一面もあるので、子犬の頃からしっかりと適切なしつけを行うことが大切です。 |
体重 | 16~30kg |
体高 | 54~60cm |
サモエドの健康
平均寿命は12〜13歳ほど
サモエドの平均寿命は12〜13歳ほどです。
気をつけなくてはいけない病気は死に至る事もある「胃捻転」です。
食事はドカ食いに注意し、食後は興奮させず落ち着いて過ごしましょう。
また、大型犬ですので、「股関節形成不全」も注意しなくてはいけませんので、若いうちからしっかりと運動をさせ、関節周りの筋肉を付けましょう。
サモエドの運動
毎日1時間以上の散歩が必要
サモエドは体力が豊富なので、毎日1時間以上の散歩が必要になります。
寒い季節はもちろん、夏でも暑さにはやや弱いものの、辛抱強く体力があるため、若い犬なら朝晩の涼しいうちにしっかりと運動をさせましょう。
サモエドのしつけ
大変従順なので、しつけはしやすい?
大変従順でしつけはしやすく、自立心があるため留守番も可能ではありますが、遊び好きであまりに退屈するといたずらをすることがあります。
とても力が強いので、興奮した際などに思わぬ事故を防ぐため、子犬の頃からしっかりとトレーニングを行いましょう。
行動をコントロールできるようにしておくことが大切です。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
サモエドの手入れ
できれば毎日ブラッシングを
サモエドはダブルコートで、春・秋の換毛期になると抜け毛が非常に多くなります。
抜け毛をそのままにしていると体温の放熱を妨げてしまいます。
毛量が多いので、皮膚病予防のためにも、できれば毎日ブラッシングをして、アンダーコートに空気を入れてあげてください。
コメントを残す