ジャーマンピンシャーの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!
ジャーマンピンシャーの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。
- ジャーマンピンシャーの歴史
- ジャーマンピンシャーの特徴
- ジャーマンピンシャーの健康
- ジャーマンピンシャーの運動
- ジャーマンピンシャーのしつけ
- ジャーマンピンシャーの手入れ
ジャーマンピンシャーの歴史
ドーベルマンの祖先犬
「ジャーマン・ピンシャー」はドイツ原産であり、単に「ピンシャー」と呼ばれることもあります。
名前の「ピンシャー」とは、ドイツ語で「噛みつく」という意味です。
生い立ちの詳細は不明ですが、1884年には犬種として存在しており、「スタンダード・シュナウザー」とは兄弟関係にあります。
また「ミニチュア・ピンシャー」と「ドーベルマン」の祖先にもなっています。
第二次世界大戦の際には頭数が絶命状態に瀕しました。
1958年、西ドイツで再生プロジェクトが発足し、4頭のオーバーサイズのミニチュア・ピンシャーと、東ドイツから命がけで密輸した1頭の純血のジャーマン・ピンシャーの計5頭を基礎として復活させることが出来ました。
ジャーマンピンシャーの特徴
従順で優しく、凛々しい佇まい

外見 | 筋肉質で引き締まった体つきをしており、マズル・首・脚・尾が長い。額には少々しわが寄っていて、半垂れ耳、飾り毛のない先細りの垂れ尾です。 コートはつややかなスムースコートです。 毛色はブラック・アンド・タン、イザベラ(栗毛)・アンド・タン、タンの単色。 稀にブルー・アンド・タンやフォーン・アンド・タンの仔犬も生まれることがります。 |
性格 | 陽気で従順で優しく、遊ぶことが大好きな性格です。 基本的にはフレンドリーですが、小型犬や齧歯目の動物を見ると狩猟本能の引き鉄を引かれるので、一緒にするべきではないでしょう。 忠誠心の厚さゆえ、家族以外の人間に対しての警戒心が強く、来客に対して吠えることが多々あります。 |
体重 | 14~20kg |
体高 | 45〜50cm |
ジャーマンピンシャーの健康
遺伝性の病気にかかりやすい傾向
ジャーマン・ピンシャーの平均寿命は12〜14年ほどです。
ジャーマンピンシャーはわずか5頭の犬から繁殖・育種された経緯から、繰り返された近親交配の歴史による遺伝疾患を可能性が多くあります。
気を付けたい疾患は、「遺伝性白内障」、「股関節形成不全」、「フォン・ヴィレブランド病」、「拡張型心筋症などの心臓病」、「アトピー性皮膚炎」などがあげられます。
ジャーマンピンシャーの運動
毎日1回30分~1時間程度の散歩を2回
とても活発な犬種なので、毎日1回30分~1時間程度の散歩を2回行いましょう。
出来ればドッグランなど安全な場所で思いっきり走らせてあげたいです。
また、寒さにはあまり強くないので、寒い日や冬の散歩の際には洋服を着せることをオススメします。
ジャーマンピンシャーのしつけ
賢いので、しつけは難しくない?
とても賢いので、しつけは難しくないです。
ただ、警戒心が強いので、他人や犬との接触の機会を増やして、社会性を育むことによって、無駄吠え癖の軽減を図りましょう。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
ジャーマンピンシャーの手入れ
スキンシップも兼ねて、毎日コーミングを
短毛で抜け毛も少ないですので、被毛の手入れは難しくありません。
ただ、皮膚病予防のためにも、スキンシップも兼ねて、毎日コーミングをすると良いでしょう。
シャンプーは月に1回程度を目安にしてあげましょう。
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