セントバーナードの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

心優しきアルプスの象徴 セントバーナード

「アルプスの少女ハイジ」にも登場する大きな体で心優しい大型犬のセントバーナード。
アルプスの雪山での遭難者を救助する役割を担っていた事からも優しい性格が窺い知れるでしょう。

セントバーナードの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。



セントバーナードの歴史

雪中遭難救助犬として有名

セント・バーナードはスイス原産であり、スイスの国犬でもあります。
2世紀頃にローマ帝国軍の軍用犬としてアルプスに持ち込まれたマスティフ系の「モロシア犬」が祖先とされ、それが独自の発達を遂げたものと考えられています。

17世紀中頃から、スイス・アルプスの名前の由来でもあるグラン・サン・ベルナール峠にある修道院「聖ベルナール(Saint Bernard)」で飼育され、雪山での遭難者の救助犬としても活躍するようになりました。
20世紀初頭に至るまでの間に、約2,500名もの遭難者を救助してきました。

日本名のセント・バーナードは、「聖ベルナール」を英語読みしたものです。

因みに東京消防庁の特別救助隊や消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)ではセント・バーナードが描かれたワッペンを車両と隊員の肩に付けています。

19世紀初頭に、長い間、ごく限られたエリアの中で近親繁殖を繰り返していたことから先天性疾患で絶滅危機に陥ったが、「ニューファンドランド」と交配させることにより、存続することができました。

1887年に開催された国際畜犬連盟(FCI)の会議にて、スイス原産の犬種として正式に認められました。

セントバーナードの特徴

イメージ通りのおっとりとした優しい性格

セントバーナードは、筋肉質でがっしりとした体格をしており、しばしば100kgを超える巨体でも知られます。
過去最大の個体とされているのが、1970年におけるアメリカ・ミシガン州の「ベネディクティン・シュヴァルツヴァルト」号の138kgとされています。
体高も99cmとされており、かなりの巨体でした。
耳は大きく垂れており、尻尾も太くて長めです。

被毛はダブルコートで、硬い短毛が密集して生えている「スムースタイプ」と直毛または少しウェーブがかった長毛の「ラフコート」の2種類があります。
カラーは、ホワイトに赤みがかったブラウンのまだら模様や「ブランケット」と呼ばれる胴体を覆うようなブラウンがあります。

性格は、非常に温厚で大人しく、我慢強くて優しい犬種です。
超大型犬ですが、攻撃性は無く、無駄吠えも少ないので、小さな子供とでも安心して遊ばせる事が出来ます。
また、大きな巨体に似合わず、甘えん坊な所があり、そのギャップもセントバーナードの大きな魅力の一つです。

セントバーナード
外見

あらゆる犬種の中でも最大級の体格を誇り、がっしりした骨格と筋肉を有しています。
被毛は厚いダブルコートが体を覆っています。
短毛の「スムースコート」と長毛の「ラフコート」の2種類があり、色は「ホワイト地にレッドブラウン」あるいは「ブラウン地にホワイト」があります。

性格

とても温和で、利口であり、従順でもあり、見た目同様におっとりしています。
責任感が強く、非常に優しい犬種ですが、時に頑固な一面が出てくることもあります。
ただ、攻撃性は少なく、無駄吠えもほとんどしません。

体重  50~91kg
体高  61~70cm

セントバーナードの健康

平均寿命は、8〜10年と短命

セントバーナードの平均寿命は、8〜10年でやや短命です。

寒さに強いですが、暑さには弱く室内での飼育が求められます。

大型犬ですので、成長時に股関節に異常を来す「股関節形成不全」や「胃捻転」には要注意です。
特に「胃捻転」は放置しておくと数時間で死亡してしまう恐ろしい病気です。
食事のドカ食いを防ぐため、1回の食事量を減らし回数を増やすし、食後は興奮させないように静かに過ごしましょう。

セントバーナードの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ

セントバーナードの運動

散歩は1日1時間以上

超大型犬ですので、運動不足になるとすぐに太ってしまいます。
肥満になると、ケガや病気にもなりやすくなるので、散歩は1日1時間以上しっかりと歩くようにしてあげてください。

運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日しっかりと運動を心掛けてあげて下さい。

セントバーナードのしつけ

しつけはしやすい?

セントバーナードは飼い主を喜ばせようと一生懸命になってくれるので、しつけやすい犬種です。
心優しい犬種ですので、しつけは体罰などは決してせず、ほめて伸ばしてあげてください。

無駄吠えや攻撃性も少なく、きっと素敵なパートナーとなってくれます。

始めのうちは、犬の気が散らないように集中できる環境を整えて上げましょう。
しつけがある程度できてから、どんな状況で対応できるようにテレビをつけてみるなど少しずつ環境を変えていきましょう。

愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

セントバーナードの手入れ

よだれが出るので口周りのケアを

ダブルコートで下毛は厚いので、最低でも週に3日以上、できれば毎日ブラッシングをしてあげてください。

また大量のよだれが出るので口のまわりもていねいに拭いてあげるといいでしょう。

シャンプーは月1回を目安に行って下さい。

セントバーナードの価格

20万円前後が目安

セントバーナードは、ペットショップで見かける事はまずありません。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、20万円前後が目安となります。

ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

まとめ

✔ とても心優しく、甘えん坊
✔ しつけはとてもし易い

セントバーナードは、100Kgを超える巨体ではありますが、攻撃性は少なく、とても心優しい性格をしています。
そして、意外にも甘えん坊な可愛い性格をしており、この超大型犬の魅力の一つでもあります。
また、我慢強くもあるので、子供とも安心して遊ばせる事が出来ます。

飼い主に対しては非常に従順であり、一生懸命に期待に応えようとしてくれるので、しつけはし易いです。
大型犬ではありますが、大人しくもあるので、飼いやすい犬種と言えるでしょう。

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