実は優しい性格の ドーベルマン
均整の取れた筋肉質でシャープな体型に精悍な顔つきのカッコいい犬の代名詞とも言えるドーベルマン。
その外見的なイメージから攻撃的で怖い印象を持たれがちですが、実際は明るく無邪気で優しい性格をしています。
ここでは、ドーベルマンの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。
ドーベルマンの歴史
優秀な警備犬として誕生
外見 |
「犬のサラブレッド」とも呼ばれ、細身だが全体的に筋肉質で優美なスタイルを備え、敏捷性と走力に優れます。 |
性格 |
ドーベルマンは、警戒心が強く勇敢な性格とその容姿から怖いイメージがありますが、実際はとても穏やかで落ち着いています。 |
体重 | 29~41kg |
体高 | 約66cm前後 |
ドーベルマンの健康
平均寿命は10〜13年ほど
ドーベルマンの平均寿命は10〜13年ほどです。
大型犬ですので、成長時に股関節に異常を来す「股関節形成不全」と「胃捻転」には注意が必要です。
特に「胃捻転」は死に直結する恐ろしい疾患ですので、注意が必要です。
食事のドカ食いを防ぐためにも2回以上に分けて与え、食後は安静に過ごさせましょう。
胃捻転は胃が捻じれる事によって、胃の中でガスが溜まり、胃が拡張していきます。
結果、周囲の臓器を拡張した胃が圧迫してしまい、全身の血流を止めてしまいます。
ぐったりとしていたり、苦しそうにしていたら、一刻も早く病院に行きましょう。
ドーベルマンの食事
年齢や体調に合わせたフードを選びましょう
子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。
以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
愛犬に合ったドッグフードを探す
愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ
ドーベルマンの運動
1時間以上の散歩を1日2回
かなりの運動量が必要で、美しい容姿の維持も含めて、1回1時間以上の散歩を1日2回は行って欲しいです。
ボール遊びや坂道ダッシュなど、たっぷりと運動をさせてください。
時にはドッグランなどの広い場所で思いっきり走らせてあげられるといいです。
運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日しっかりと運動を心掛けてあげて下さい。
ドーベルマンのしつけ
制御するためにも、日々の訓練を
繊細ではあるが神経質ではない性格で、知的で洞察力があり、訓練による制御がしやすい犬です。
通りすがりに不意に小動物を追いかけたり、ドッグランなどで小型犬を追ってしまうことがあります。
しっかりと制御するためにも、日々の訓練を行うことが大切です。
また、ドーベルマンは警戒心が強いので、小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
ドーベルマンの手入れ
被毛の手入れはとても楽?
シングルコートの短毛ですので、被毛の手入れはとても楽です。
定期的にブラッシングを行ってあげましょう。
また、皮膚は敏感なので、シャンプーは月1回程度にしておきましょう。
ドーベルマンの価格
30~35万円程度が目安
ドーベルマンは、ペットショップで見かける事はほとんど無いでしょう。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、30~35万円程度が目安となります。
ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。
まとめ
✔ 穏やかで遊び好きな家族思い
✔ 運動不足にならないように注意
ドーベルマンと言えば、常に警戒を怠ることなく、ビシッと不動の構えで、警備にあたる犬というイメージがありますが、それは相当なトレーニングを積んでいる場合です。
実際は穏やかで無邪気な遊び好きな性格です。
家族に対しても愛情深いので、とても良いパートナーとなってくれます。
ドーベルマンは、運動性能が高く、体力もあるので、毎日十分な運動が必要です。
運動不足になると、ストレスが溜まってしまい、破壊行動などの問題行動を起こす原因となりますので、気を付けて下さい。
ドーベルマンの運動に付き合う体力と時間の無い方は、飼育を断念する事が賢明です。
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