キャバリアとトイプードルのミックス犬 キャバプー
キャバプーは、「キャバリアキングチャールズスパニエル」と「トイプードル」という上品な雰囲気のある人気犬種同士のミックス犬です。
それはもうドッグ界の「デビ夫人」ような品を備えている事でしょう。
ここでは、キャバプーの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさってください。
- キャバプー(ミックス犬)について
- キャバプー(ミックス犬)の特徴
- キャバプー(ミックス犬)の健康
- キャバプー(ミックス犬)の食事
- キャバプー(ミックス犬)の運動
- キャバプー(ミックス犬)のしつけ
- キャバプー(ミックス犬)の手入れ
- キャバプー(ミックス犬)の価格
- まとめ
キャバプー(ミックス犬)について
キャバリアとトイプードルのミックス犬
「キャバプー」とは、「キャバリア」と「トイプードル」のミックス犬です。
「プーキャバ」と言われる事もあります。
ちなみにミックス犬は、両親ともに純血種であることが原則です。
雑種犬とミックス犬を混同される場合が多いですが、ミックス犬は純血の犬種同士を掛け合わせた犬のことを指し、雑種犬は2種以上の犬種の血が入っている犬を意味します。
ミックス犬を同志の交配は、遺伝的な疾患を持った子犬が生まれやすくなってしまうためタブーとされています。
キャバプー(ミックス犬)の特徴
クリッとした大きな丸い目が魅力の社交的な犬種
キャバプーは、キャバリアキングチャールズスパニエルの上品さとトイプードルの愛くるしさがミックスされた魅力的な犬種です。
クリっとていて大きな丸い目をしており、耳は垂れ耳です。
被毛はトイプードルのようにカールした巻き毛が多いですが、稀にキャバリアキングチャールズスパニエルのような緩いウェーブになる事もあります。
いずれにしても、抜け毛は比較的少なく、臭いもほとんどありません。
カラーは多種多様さまざまあり、「ブラック」「ホワイト」「ゴールド」「ブレンハイム」「トライカラー(3色)」などがあります。
性格は、人懐っこくフレンドリーであり、愛情深いです。
誰に対しても人見知りをせずに仲良くできるので、小さい子供のいる家庭や多頭飼いでも安心して迎え入れることができます。
外見 |
全体的な印象としては、大きさ・体型はキャバリア寄りに、被毛(毛質・毛色)はプードル寄りになる傾向があります。 |
性格 |
社交的で、陽気なトイプードルの性格も持ち合わせ、活発なので、飼い主さんとの遊びも喜んでくれます。 |
体重 | 6~7キロ |
体高 | 30~32センチ |
キャバプー(ミックス犬)の健康
脊椎や関節の病気に注意しましょう
キャバプーの平均寿命は、12~15年ほどです。
キャバプーはミックス犬ですので、純血種の犬よりも病気や疾患にかかるリスクがが低くなります。
それでも、気を付けたい病気は「僧帽弁閉鎖不全症」、膝のお皿の位置が本来の場所からずれてしまう「膝蓋骨脱臼」、「糖尿病」、成長時に股関節に異常を来す「股関節形成不全」、「白内障、進行性網膜萎縮症」などがあります。
また、垂れ耳ですので、「外耳炎」にも注意が必要です。
定期的に耳掃除をして、耳の中を清潔に保ちましょう。
キャバプー(ミックス犬)の食事
年齢や体調に合わせたフードを選びましょう
子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。
以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
愛犬に合ったドッグフードを探す
愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ
キャバプー(ミックス犬)の運動
毎日30分~1時間程度の散歩を
キャバリアもトイプードルも活発な犬種ですが、運動量自体はさほど多くはありませんが、毎日の適度な運動が必要です。
毎日30分~1時間程度の散歩をしてあげると良いでしょう。
室内での運動だけでも十分という事を聞く事もあるかも知れませんが、それだけではストレスが溜まってしまい、問題行動の原因となってしまいます。
少ない時間でもいいので、気分転換に外へ連れ出してあげて下さい。
キャバプー(ミックス犬)のしつけ
しつけはしやすい?
賢いプードルの特徴と、キャバリアの社交的な性格も受け継いでおり、忠誠心の高さもあるので、飼い主とコミュニケーションをとりやすく、しつけのしやすい犬種とされています。
ただ、飼い主とペットの関係をきちんと築かないと、賢さがゆえにわがままな性格になる危険性もあります。
愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
キャバプー(ミックス犬)の手入れ
毎日のブラッシングを
被毛はどちらに似るかで、性質が変わってきます。
トイプードルに似る事が多いですが、その場合は、抜け毛は少ないですが、絡まりやすくなります。
キャバリアに似るとダブルコートになるので、抜け毛が多くなります。
いずれにしても、毛玉予防のために、抜け毛処理のためにも、毎日のブラッシングは必要でしょう。
シャンプーは1~2ヶ月に1回を目安に行いましょう。
垂れ耳なので、「外耳炎」予防のためにも、定期的に耳掃除を心掛けましょう。
キャバプー(ミックス犬)の価格
20~25万円程度が相場
キャバプーは、ペットショップで見かける機会はかなり限られてきます。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、20~25万円程度が相場となります。
ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。
まとめ
✔ ミックス犬と言う事を理解しましょう
ミックス犬ですので、見た目や性格に個体差があります。
成長するにしたがって、自分の思っていた見た目や性格と違うからと飼育を放棄したり、愛情を注げないのであれば、そもそも犬を飼う資格はありません。
どんな子に育っても変わらず愛情を注げる広い心で犬たちを迎え入れて下さい。
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