チワワとマルチーズのミックス犬 チワマル
世界最小の犬種であるチワワと純白の美しい被毛が特徴のマルチーズとのMIX犬でありチワマル。
お互い超小型犬同士のミックス犬で、両犬種共にぬいぐるみのような可愛さを持ちます。
ここでは、チワマルの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。
チワマルについて
「チワワ」と「マルチーズ」のMIX犬
チワマルは「チワワ」と「マルチーズ」を交配して誕生したミックス犬です。
「チワチーズ」「マルチワワ」「マルチワ」などとも呼ばれています。
雑種犬とミックス犬を混同される場合が多いですが、ミックス犬は純血の犬種同士を掛け合わせた犬のことを指し、雑種犬は2種以上の犬種の血が入っている犬を意味します。
両親犬とも体は華奢で、チワワは潤んだ大きな目と立ち耳が特徴で、マルチーズは真っ白な毛色と甘えん坊な性格が魅力の犬種です。
抜け毛や臭いも少なく、性格面でも飼いやすい犬種と言えるでしょう。
チワマルの特徴
マルチーズに似ることが多い
両親犬であるチワワとマルチーズ共に華奢な体をしているので、チワマルも足が細く華奢な超小型犬になります。
顔はチワワのような大きな潤んだ目に、「アップルヘッド」と呼ばれるドーム型の頭になる事が多いです。
耳は立ち耳と垂れ耳の両方ありますが、比較的マルチーズの垂れ耳を継承する事が多いようです。
ふわふわな外見はマルチーズ寄りです。
また、体臭が少ないのもチワマルの特徴です。
被毛はシングルコートで、ストレートと緩いウェーブの両方あり、フワフワな手触りです。
カラーは、ホワイト、クリーム、ブラック、ブラウン、レッドなどがあります。
性格は、飼い主への依存度が高く甘えん坊で、少し神経質で臆病な傾向があります。
警戒心が強いので、番犬としても向いていますが、同時に吠え癖もありますので、場合によっては無駄吠え防止のしつけをすると良いでしょう。
| 外見 |
ミックス犬ですので、どちらに似るかにもよりますが、外見はマルチーズに似ていますが、顔立ちはチワワに似ています。 |
| 性格 |
個体差はありますが、愛情深く、遊び好きでとても甘えん坊な性格な子が多いです。 |
| 体重 | 約3kg |
| 体高 | 約22.7cm |
チワマルの健康
平均寿命は12～15年程
チワマルの平均寿命は12～15年程です。
チワマルはミックス犬ですので、純血種の犬よりも病気や疾患にかかるリスクがが低くなります。
かかりやすい疾患としては、膝のお皿が本来の場所からずれてしまう「膝蓋骨脱臼」や「水頭症」「角膜炎」には注意が必要です。
また、体が華奢なので、「骨折」や「脱臼」をし易く、高い所からジャンプには気を付けて、滑りやすいフローリングの床には、滑り防止のためにマットを敷くなど対応しましょう。
チワマルの食事
年齢や体調に合わせたフードを選びましょう
子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。
以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
愛犬に合ったドッグフードを探す
愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。愛犬のフードを探す⇒外部リンク：犬の通販デパート ニコシティ
チワマルの運動
1日15～30分の散歩
あまり多くの運動量は必要ではありませんが、ストレス解消のためにも1日15～30分の散歩が必要です。
室内での運動だけでも十分という事を聞く事もあるかも知れませんが、それだけではストレスが溜まってしまい、問題行動の原因となってしまいます。
少ない時間でもいいので、気分転換に外へ連れ出してあげて下さい。
運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日適度な運動を心掛けてあげて下さい。
チワマルのしつけ
しつけはしやすい？
賢く、主人に従順ですので、しつけはしやすいでしょう。
ただ、臆病で神経質な一面もあるので、小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。
また、吠え癖がありますので、「無駄吠え防止のしつけ」を行うと良いでしょう。
始めのうちは、犬の気が散らないように集中できる環境を整えて上げましょう。
しつけがある程度できてから、どんな状況で対応できるようにテレビをつけてみるなど少しずつ環境を変えていきましょう。
愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
チワマルの手入れ
週に2~3回はブラッシングを
シングルコートなので、抜け毛は少ないですが、毛玉が出来やすいです。
毛玉の予防のためにも、週に2~3回はブラッシングを行いましょう。
ただ、被毛は放っておくと伸び続けますので、定期的にトリミングして下さい。
チワマルは体臭は少ないですが、シャンプーは月1回程度行いましょう。
また、垂れ耳の場合、「外耳炎」のリスクが高いですので、定期的に耳掃除を行って下さい。
もしも耳から異臭がする場合は、出来るだけ早く病院へ行くようにしましょう。
チワマルの価格
15～20万円が目安
チワマルはペットショップでたまに見かける事はあります。
その際の値段ですが、15～20万円が目安となります。
また、ブリーダーさんから直接購入する方法もあります。
その際は交渉次第でペットショップよりも多少安く手に入る可能性もあります。
ただ、ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。
まとめ
✔ 飼いやすいミックス犬
チワマルは飼い主に従順であり、抜け毛も少なく、運動量も多くないので、初心者には飼いやすい犬種と言えます。
ただ、可愛いからと言って、しつけもせずに甘やかすと、ワガママな子に育ってしまいます。
それはそれで可愛いのですが、賢くしつけもし易いので、愛犬の為にも最低限のしつけは行いましょう。
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