チワブルの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

チワワとフレンチブルドッグのミックス犬 チワブル

華奢な体で世界最小の犬種であるチワワと筋肉質でガッチリとしたフレンチブルドッグのミックス犬であるチワブル。
全く見た目の異なる両親との間に生まれた子はどのように成長するのか?

ここでは、チワブルの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。



チワブルについて

「チワワ」と「フレンチブルドッグ」のMIX犬

チワブルは「チワワ」と「フレンチブルドッグ」を交配して誕生したミックス犬です。
雑種犬とミックス犬を混同される場合が多いですが、ミックス犬は純血の犬種同士を掛け合わせた犬のことを指し、雑種犬は2種以上の犬種の血が入っている犬を意味します。

潤んだ大きな目と立ち耳が愛らしいチワワと潰れた鼻が特徴的なフレンチブルドッグがミックスされたチワブルは、フレンチブルドッグの要素を強く引き継いでいるのが特徴で、ちょっと小柄なフレンチブルドッグといった感じになる事が多いようです。

チワブルの特徴

顔のしわが少ないフレンチブルドッグ?

チワブルは、チワワのような潤んだ大きな目をしていますが、顔全体でみるとフレンチブルドッグの要素を強く受け継いでいます。
ただ、顔のシワはあまりない傾向があります。
鼻はフレンチブルドッグほど潰れてはいませんが、短いです。
体もフレンチブルドッグのように筋肉質で足も短めです。

被毛は短いスムースコートが一般的で柔らかい毛質です。
カラーは、「ブリンドル(虎毛)」「ブラック」「ブラウン&ホワイト」などがあります。

性格は、家族の事が大好きで、明るく、活発です。
また、社交的で愛情深く、甘えん坊です。
ただ、チワワのように警戒心が強く出たりすることもあります。
賢さはありので、しつけもし易く、飼いやすい犬種と言えます。

外見

ミックス犬ですので、どちらに似るかにもよりますが、ボテッとした体に大きめの顔や、大きめの耳、短い足が特徴的です。
鼻(マズル)は短いですが少し出ており、顔のしわが少ないフレンチブルという印象になる事が多いです。
チワワの潤んだ大きな目も引き継いで、愛らしい顔になるでしょう。
被毛は短くて柔らかい「スムースコート」で、被毛カラーは「ブリンドル」「ブラック」「ブラウン&ホワイト」などです。

性格

個体差はありますが、愛情深く、とても甘えん坊な性格な子が多いです。
賢くとても飼いやすい犬種です。
社交性があるため、小さな子どもや年配の方のいる家庭にも迎えやすいでしょう。
ただ、警戒心が強めで他人には吠えやすでしょう。

体重  約4kg
体高  約20~25cm

チワブルの健康

暑さや寒さに弱い体質

チワブルの平均寿命は、12~17年程度と長めです。

チワブルはミックス犬ですので、純血種の犬よりも病気や疾患にかかるリスクがが低くなります。
かかりやすい疾患としては、膝のお皿が本来の場所からずれてしまう「膝蓋骨脱臼」や「水頭症」、「角膜炎」には注意が必要です。

また、チワワと同じくらいか小さい場合は、もしかすると発育に問題があるかもしれないので、獣医さんに相談してみましょう。

暑さや寒さに弱い体質ですので、夏場はエアコンで温度管理をしてあげて、冬場は洋服を着させてあげて下さい。

チワブルの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ

チワブルの運動

毎日1日15~30分の散歩

チワブルは運動量は多くはないのですが、ストレス解消の為にも、毎日1日15~30分の散歩が必要です。

室内での運動だけでも十分という事を聞く事もあるかも知れませんが、それだけではストレスが溜まってしまい、問題行動の原因となってしまいます。
チワブルは活発で遊び好きな性格ですので、少ない時間でもいいので、気分転換に外へ連れ出してあげて下さい。

運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日適度な運動を心掛けてあげて下さい。

チワブルのしつけ

しつけはしやすい?

賢さもあり、主人に従順であり、もともと問題行動の少ない性格ですので、しつけはしやすいでしょう。

ただ、チワワの警戒心が強い部分が出る事もあるので、小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。

始めのうちは、犬の気が散らないように集中できる環境を整えて上げましょう。
しつけがある程度できてから、どんな状況で対応できるようにテレビをつけてみるなど少しずつ環境を変えていきましょう。

愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

チワブルの手入れ

ダブルコートですので、抜け毛は多い

チワブルは短毛であってもダブルコートですので、抜け毛は多いです。
特に春と秋の換毛期が大量に抜けるので、毎日ブラッシングを行いましょう。

チワブルの価格

15~20万円が目安

チワブルはペットショップで見かける機会はあまり多くありません。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、15~20万円が目安となります。

ただ、ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

まとめ

✔ 飼いやすいミックス犬

チワブルは、賢いのでしつけもし易く、飼い主に対しても従順ですので、飼いやすい犬種と言えます。
フレンドリーなので、小さなお子さんのいるご家庭や多頭飼いでも安心して飼う事ができます。
抜け毛は多めですが、トリミングをする必要もありません。

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