ポメラニアンとパグのミックス犬 ポメパグ
ポメラニアンとパグのミックス犬という事で、似ても似つかない犬種同士の間で生まれた犬種です。
どちらに似るかで全く違った子になるのも魅力の一つかも知れません。
ここでは、ポメパグの誕生した背景や・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。
ポメパグについて
ポメラニアンとパグのMIX犬
ポメパグは「ポメラニアン」と「パグ」を交配して誕生したミックス犬です。
ちなみにミックス犬は、両親ともに純血種であることが原則です。
雑種犬とミックス犬を混同される場合が多いですが、ミックス犬は純血の犬種同士を掛け合わせた犬のことを指し、雑種犬は2種以上の犬種の血が入っている犬を意味します。
ミックス犬を同志の交配は、遺伝的な疾患を持った子犬が生まれやすくなってしまうためタブーとされています。
ポメパグの特徴
温厚でマイペースです
ポメパグはどちらに似るかで、全く違った外見の子になります。
傾向としては、パグの特徴を色濃く受け継ぐ事が多いようで、鼻ペチャの特徴的な見た目の子が多いです。
耳はポメラニアンの立ち耳になるかパグの垂れ耳になるかは、半々なようです。
被毛はパグほど短いスムースコートではないが、ポメラニアンほどのボリュームはなく、その中間ぐらいのフワッとした短めの被毛になる子が多いようです。
また、コートは抜け毛の多いダブルコートになります。
性格は、基本的には温和でマイペースです。
争いを好まず、人懐こくてフレンドリーなので、小さな子供のいる家庭でも安心して飼う事が出来ます。
ただ、中には警戒心が強く、見知らぬ人に対してや物音に対して吠えてします子もいます。
| 外見 |
外見は、どちらに似るかで変わってきますが、基本的にはパグに似て、程よく筋肉があり、引き締まった体型をしています。 |
| 性格 |
ミックス犬なので、個体差はありますが、温厚でマイペースであり、飼い主に従順でフレンドリーな性格です。 |
| 体重 | 2.2~7.2kg |
| 体高 | 20~33cm |
ポメパグの健康
鼻がつぶれているので、「呼吸器の病気」には注意
ポメパグの平均寿命は、12～15年と平均的です。
ポメパグはミックス犬ですので、純血種の犬よりも病気や疾患にかかるリスクがが低くなります。
ですので、比較的に健康な犬種ですが、鼻がつぶれているので、「呼吸器の病気」には注意が必要です。
興奮する事により、呼吸困難になるリスクもあるので、興奮時に落ち着かせる「待て」や「お座り」のしつけはマスターしておきましょう。
鼻が短い犬種は「熱中症」のリスクもありますので、暑い夏の時期などは、比較的涼しい早朝や夜間に散歩をするようにし、部屋の中もエアコンで温度調節をしてあげましょう。
また、乾燥肌なので秋冬は特に「皮膚病」に気をつけてあげてください。
ポメパグの食事
年齢や体調に合わせたフードを選びましょう
子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。
以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
愛犬に合ったドッグフードを探す
愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。愛犬のフードを探す⇒外部リンク：犬の通販デパート ニコシティ
ポメパグの運動
毎日30分程度の散歩
毎日30分程度の散歩で十分でしょう。
ただ、「熱中症」になりやすい傾向があるので、暑い夏の時期は比較的涼しい早朝や夜間に行うようにしましょう。
一日中あまりにも暑い日は、無理して散歩に行かない事も選択肢に入れておく方が良いでしょう。
甘えん坊な性格なので、散歩以外にも部屋の中で、一緒に遊んであげて下さい。
ポメパグのしつけ
しつけは比較的しやすい
ポメパグは賢く、飼い主に対しても従順ですので、しつけは比較的しやすいです。
厳しく叱るのではなく、褒めて伸ばす事を心掛けると良いでしょう。
また、臆病な面がある場合があるので、幼犬の頃からたくさんの人や犬と触れさせ、社会性を身につけさせましょう。
愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
ポメパグの手入れ
お手入れは楽？
ポメパグはあまり被毛が長くなるわけではないので、お手入れはさほど大変ではありません。
ただ、ダブルコートになりますので、抜け毛は比較的多いので、定期的にブラッシングをする必要があります。
春・秋の換毛期には抜け毛もさらに多くなりますので、その時期は毎日ブラッシングをしてあげて下さい。
また、垂れ耳の場合は、「外耳炎」になる可能性がありますので、週に１回程度は耳掃除も行ってください。
まとめ
✔ 賢く飼い主に対して従順な性格
✔ 熱中症に要注意！
✔ 抜け毛は比較的多い⁉
ポメパグは、温厚でマイペースな性格で、飼いやすい犬種と言えるでしょう。
また、賢さもあり、飼い主に対しては従順ですので、しつけも難しくありません。
パグの特徴を受け継いで、鼻ペチャの短頭種になる可能性が高いです。
ですので、もし鼻ペチャの場合は、短頭種のリスクでもある「熱中症」には注意が必要でしょう。
暑い日の散歩は控えたり、部屋の室温の温度調節など気に掛けてあげて下さい。
ポメパグの被毛は、両親犬であるポメラニアンもパグもダブルコートですので、当然ダブルコートになります。
ですので、アンダーコートの抜け毛が多く、特に春・秋の換毛期にはとても多くなります。
ですので、ブラッシングは欠かせません。
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