スパニッシュマスティフの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!
スパニッシュマスティフの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。
- スパニッシュマスティフの歴史
- スパニッシュマスティフの特徴
- スパニッシュマスティフの健康
- スパニッシュマスティフの運動
- スパニッシュマスティフのしつけ
- スパニッシュマスティフの手入れ
スパニッシュマスティフの歴史
スペインの国犬でもある希少犬
スパニッシュ・マスティフはスペイン原産であり、国犬にも指定されています。
しかし、実はスペイン国内でも飼育数が少ない希少犬です。
紀元前2000年頃にフェニキア人がもたらしたモロサスタイプの犬種が基になっています。
これを家畜を狼や泥棒から守るための犬種として改良し、土着の犬種と交配させて作られたと考えられています。
また、力が強く、イノシシ狩りにもよく使われました。
第2次世界大戦の戦禍によって、他の犬種同様に大きな被害を受けて、絶滅の危機に瀕しました。
しかし、愛好家によって数頭が保護をされていた為に、絶滅という最悪の結果から逃れる事ができました。
戦後は優しい性格をより引き出すための改良が行われ、ペットやショードッグとしても飼われるようになりました。
スパニッシュマスティフの特徴
温厚で優しく、家族に甘えるのが大好きな性格
外見 |
「デューラップ」と呼ばれるのど下のたるみや皮膚のたるみが大きく、頭部も大きく幅広です。 |
性格 |
性格は温厚で優しいが、家族に危機が迫った時には勇敢に立ち向かいます。 |
体重 | 55~90kg |
体高 | 72~82cm |
スパニッシュマスティフの健康
高温多湿な日本では、「熱中症」に要注意
スパニッシュマスティフの平均寿命は10~11歳ほどです。
気を付けたい病気は、大型犬種ですので、「股関節形成不全」や「胃捻転」などがあります。
肥満や無理な運動などによる、後天的な要因で悪化する場合もあるので、飼育には基本的な注意が必要です。
また、高温多湿な日本では、「熱中症」にも充分に注意をはらう必要があります。
スパニッシュマスティフの運動
毎日2回、1時間ずつの散歩
家族の近くにいることに喜びを感じるので、屋内飼育がおすすめです。
運動は毎日2回、1時間ずつの散歩に加え、広いドッグランなどで自由に運動をさせてあげましょう。
フリスビー遊びやフェッチ遊び、ジョギング、バイクに並走して走らせるなどの激しい運動を組み込むと効果的です。
しかし、生後6~10ヶ月の間に過剰な運動をさせると骨や筋肉に影響が出て股関節形成不全になりやすいので無理をしないようにしてください。
スパニッシュマスティフのしつけ
しつけ自体は難しくはない
穏やかな性格で、飼い主や家族に対しては忠実な性質をしているので、しつけ自体は難しくはない犬種です。
スパニッシュマスティフは頑固でマイペースな一面が見受けられる時もありますので、威厳ある態度で接しましょう。
非常に賢い犬種なので、主従関係を教えることが特に大切です。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
スパニッシュマスティフの手入れ
週に1~2回のブラッシング
被毛の手入れは週に1~2回のブラッシングで十分です。
垂れ耳なので、「外耳炎」予防のためにも、定期的に耳掃除を心掛けましょう。
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