シャーペイの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

愛嬌たっぷりに悲劇の犬種 シャーペイ

しわくちゃな見た目が愛嬌たっぷりで、世界中で愛されているシャーペイ。
コミカルな見た目をは裏腹にイカれた人間の身勝手で絶滅に瀕した過去を持つ悲劇の犬種でもあります。

ここでは、シャーペイの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさってください。



シャーペイの歴史

世界的に飼育頭数が少ない希少犬種

シャー・ペイは、中国の広東省原産の闘犬用の犬種で、「シャー・ペイ(沙皮)」とは砂のようにザラザラした毛皮を意味します。

紀元前200年頃から存在していたとされる歴史的に非常に古く、世界的に飼育頭数が少ない希少犬種です。

先祖は、前漢時代の中国南部に生息していた古代犬種のハン・ドッグであると考えられています。
「しわのたくさんある犬」について記した13世紀頃の文書が発見され、この犬種が存在していたことが確認されました。

濃い藍色の舌を持ち、発祥地がである中国である「チャウチャウ」とは共通の祖先犬から派生したものと考えられています。
シャー・ペイは「ハン・ドッグ」に「ナポリタン・マスティフ」などをかけ合わせて作出されたと考えられています。
シャー・ペイは、戦時中に中国では思想統制による「犬の飼育はぜいたくである」の理由により、命令が下されたせいで多数が撲殺されて絶滅寸前となりましたが、香港のブリーダーMatgo Law氏がシャーペイの危機的な現状をメディアを通して世界に発信した事で、香港で飼育されていた生き残った60頭がアメリカに渡り、再生され復活を遂げました。

1974年には、シャー・ペイはAKCアメリカンケネルクラブでも新しい犬種として登録されることになったのです。

シャーペイの特徴

大きな頭につぶらな瞳で無表情なところがかわいい

シャーペイは頭が大きく、目は小さく、肉付きの良いがっしりとした体格をしています。
頭部や肩回りの皮膚をたるみ、青い舌を持っています。
尻尾も特徴的で、背中まで巻き上げっています。
何から何まで個性的な犬種です。

短い被毛はざらざらとした感触も特徴です。
カラーは、ブラック、ブラウン、クリーム、フォーンなどの単色で、ホワイトは認められていません。
斑がある個体もまれにいますが、好ましくないとされています。

性格は、とても落ち着いていて、仏頂面をしていますが、それが魅力の一つです。
家族には愛情深く接してくれますが、見知らぬ人には警戒心を持って接します。
ただ、頑固な面がありますので、しつけは根気よく行う必要があるでしょう。

シャーペイ
外見

頭は大きく、マズルが短く、口は大きく開き、耳と目は小さいが首はしっかりと太く、尾は巻いて背負っています。
ボリュームのある筋肉に覆われ、さらに頭部や肩などに特徴的な大きなたるみがある個性的な外見をしています。
被毛はブラック、ブラウン、フォーンなど、白以外の全ての単色が認められます。
斑やスポットは好ましくありません。全身の自然な色調の変化は許容されます。

性格

シャー・ペイは冷静で落ち着いており、あまり感情を表に出しません。
信頼する相手には愛情深く誠実に接しますが、仲間と認めない相手には警戒心や闘争心を表すことがあります。 
もともとは闘犬として繁殖されてきた犬種ですので、穏やかな性格になるよう繁殖家による努力が続けられていますが、まだ気の荒い系統や性質が残っています。

体重  16~20kg
体高  46~51cm

シャーペイの健康

遺伝性疾患が起こりやすい

シャーペイの平均寿命は、8~11年ほどです。

シャー・ペイは50年ほど前には絶滅の危機にあったため、仕方なく近親交配をされた時期があったため、遺伝性疾患が起こりやすいとされています。

特に眼病に掛かりやすい事で知られており、「緑内障」、「眼瞼内反症」、「チェリー・アイ」などがあげられます。
また、皮膚のシワに汚れが溜まりやすいこともあり、皮膚疾患も注意が必要で、「アレルギー性皮膚炎」、「アトピー性皮膚炎」、「ムチン沈着症」があります。

他にも「家族性シャー・ペイ熱」と呼ばれる発熱とともに下肢・関節などの腫れを伴う病気や、原因不明の軟便・下痢が続く炎症性腸疾患など、免疫が介在すると推定されている疾患があげられます。

シャーペイの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ

シャーペイの運動

散歩は1日1時間程度

あまり活発ではありませんが、日々の運動によりストレスを軽減させる為にも、散歩は朝夕の2回、それぞれ30分以上で、1日1時間程度は連れ出してあげましょう。

そうする事により、性格も落ち着き、穏やかに過ごしてくれるでしょう。
運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日しっかりと運動を心掛けてあげて下さい。

シャーペイのしつけ

頑固なので、しつけがしにくい?

頑固で、自立心が強く、しつけは少々難しいです。
小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。

また、忠誠心が高いので、しっかりとリーダーシップを取り、主従関係を築きましょう。

愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

シャーペイ(子犬)

シャーペイの手入れ

週に1回程度でタオルで体を拭きましょう

定期的なブラッシングとシャンプーを行いましょう。
また、しわの間に汚れが溜まりやすいので、週に1回程度タオルなどできれいに拭き取ってあげましょう。

シャンプーは月に1~2回を目安に行うようにしましょう。

シャーペイの価格

25~35万円が相場

シャーペイは、ペットショップで見かける事はまずありません。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、25~35万円が相場でしょう。

ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

まとめ

✔ 遺伝的疾患が多い
✔ 自立心が強く、頑固

原産国である中国において、大量虐殺された過去があり、一時期60頭まで減少したので、近親交配の影響が残っており、遺伝的疾患が多い犬種とされています。
特に目の疾患が多く、物によくぶつかったり、散歩を怖がるような時は病院で検査するようにしましょう。

シャーペイは、性格的には落ち着いてはいますが、自立心が強く、頑固な面もあるので、しつけは根気よく行う必要があります。
また、元闘犬という事もあり、他の犬と喧嘩することもあるので、しつけはしっかりと行うようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA