ナポリタンマスティフの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

怖そうに見えて実は温厚 ナポリタンマスティフ

闘犬用の大型犬であるナポリタン・マスティフは、闘犬が禁止されている現在では、ペットの他に番犬や警察犬としても活躍しています。

ここでは、ナポリタンマスティフの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。



ナポリタンマスティフの歴史

20世紀前半にはほとんど絶滅?

ナポリタン・マスティフはイタリア原産であり、古代ローマの頃の存在した大型の闘犬であるローマン・マスティフの末裔と言われています。
「イタリアン・マスティフ」とも呼ばれる事があります。

17世紀にナポリで描かれたテラコッタにナポリタン・マスティフのような犬が描かれており、19世紀まではイタリア半島に大型のマスティフがいたことが知られていましたが、第二次世界大戦の影響で20世紀前半にはほとんど絶滅していました。

その一方で、芸術家のピエロ・スカンツィアニによって、見た目の恐ろしさを重視して改良が進められ、犬種標準が作られ、ケネルクラブに公認されるという動きもありました。

一度に出産する子どもの数が多いのも特徴の1つで、イギリスのナポリタンマスティフが24匹の子どもを出産して、現在ギネス公認の記録に認定されています。

ナポリタンマスティフの特徴

怖そうに見えますが、実際はとても温厚忠実

ナポリタンマスティフの特徴は、全身の皮膚がたるんでいる事でしょう。
「デューラップ」と呼ばれる喉元のたるみも見らるが、皮膚のたるみは何かに噛まれた際に痛みを軽減する役割があります。
幼い子犬の頃は、それほど皮膚のたるみは見られませんが、成長と共にたるみ出します。

被毛は短毛のスムースコートになります。
カラーは、フォーン(やや明るいブラウン)、ブラック、グレー、ブラウンなどがあり、胸や脚先に小さな白い斑が入ることもあります。

性格は、見た目はかなりのコワモテではありますが、実際は温厚で優しく、飼い主には従順です。
また、やはり元闘犬という事もあり、勇敢であり、飼い主や家族を守ろうとする防衛本能は強いです。

外見

噛まれたときのダメージを軽減するために全身の皮膚が著しくたるんでおり、唇、デューラップ(のど下のたるみ)、顔の皮膚のたるみは特に顕著です。
生まれて間もない仔犬はそれほど皮膚はたるんでいないが、成長とともに次第に伸びてきます。
また、垂れ耳、垂れ尾ですが、断耳、断尾をすることもありましたが、現在では動物愛護の観点からあまり行われていません。 
被毛はスムースコートで、毛色はフォーン、ブラック、グレーで、ブラックがもっとも好ましいです。

性格 気質はとても温厚で安定しており、マイペースな一面もありますが、主人に対しては非常に忠実で、飼い主家族にも愛情深いです。
普段は吠えることもほぼしませんので、しつけがきちんとされているナポリタンマスティフは、小さなお子さんがいても問題なく同居できるとされています。
体重  50〜70kg
体高  60〜75cm

ナポリタンマスティフの健康

平均寿命は約7~9年と短い

ナポリタンマスティフの平均寿命は、約7~9年と短いです。

気をつけたい病気は、成長時に股関節に異常を来す「股関節形成不全」や「肥大性心筋症」、眼病の一つである「チェリーアイ」、胃が捻じれてしまう「胃捻転」などがあげられます。
特に「胃捻転」は発症後数時間で死に至る事もある恐ろしい病気です。
食事のドカ食いをさせないよう注意し、食後は安静にしましょう。

ナポリタンマスティフの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

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ナポリタンマスティフの運動

激しい運動は禁物です

特に運動が好きな犬種ではありません。
しかし健康の為にも、散歩は毎日2回の60分程度が必要です。
体重が重いため、激しい運動は関節を痛めてしまうので、無理に引き運動などをする必要はありません。
運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日しっかりと運動を心掛けてあげて下さい。

ナポリタンマスティフのしつけ

初心者には扱いが難しい?

穏やかな性格で、他の犬や人を攻撃する恐れは低いですが、力がとても強いので、しっかりとしつけをする必要があります。
子犬の頃からしっかりとトレーニングを行い、行動をコントロールできるようにしておくことが大切ですが、体が大きくて、力も非常に強いので、初心者には扱いが難しく、プロのトレーナーに相談することも視野にいれておきましょう。

また、小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

ナポリタンマスティフの手入れ

しわの間をタオルで拭いてあげて下さい

皮膚のシワには汚れがたまりやすく悪臭や皮膚病の原因になります。
週に1度のブラッシングに加えて、濡れタオルで拭いてあげることで皮膚をケアしてあげてください。

また、よだれが多いことでも有名ですので、常にタオルを準備しておくなどが必要です。

ナポリタンマスティフの価格

30万円前後が目安

ナポリタンマスティフは、ペットショップで見かける事はまずありません。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、大体30万円前後が目安となるでしょう。

ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

ナポリタンマスティフのまとめ

✔ 見た目は怖いが、実は優しい
✔ 激しい運動は不要

ナポリタンマスティフは、全犬種中でもトップクラスのコワモテの持ち主ですが、実際は温厚で優しい性格をしています。
飼い主には従順であり、家族に対する愛情も深いです。
かと言って、飼いやすい犬種とは言えません。
力も非常に強く、コントロールするのは初心者には難しいでしょう。
大型犬の飼育に慣れた人でもしつけはプロのトレーナーに任せた方が無難かもしれません。

また、大型犬なので体力もあるだろうと、散歩時に強めの運動をした方が良いと考える方もいますが、それは逆です。
元々、ナポリタンマスティフは、それほど運動が好きな犬種ではないです。
その上、体重が重いので、激しい運動をする事によって、足腰を痛めてします事に繋がります。
散歩は気分転換にのんびりと過ごすようなイメージで行うと良いでしょう。

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