スコティッシュテリアの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

典型的なテリア種の頑固者 スコティッシュテリア

「スコッティ」の愛称で親しまれているスコティッシュテリアですが、短足でコミカルな見た目とは違って、意外と俊敏で活動的な小型犬です。

ここでは、スコティッシュテリアの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。



スコティッシュテリアの歴史

スコッチウィスキー「Black & White」のラベルに描かれている黒い犬

スコティッシュ・テリアはスコットランド原産で、「スコッティ」という愛称でも知られ、スコットランド北東部の都市アバディーンで飼われていたことから「アバディーン・テリア」という別名もあります。

スコッティは農場での害獣駆除やアナグマ、カワウソなどの狩猟犬として、ハイランドで飼育されてきました。
昔は他のテリア種と共に「スカイ・テリア」でひと括りにされていましたが、これがスコッティの血統における混乱の原因となりました。

スコッティが「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」と非常に近い犬種であり、両犬種ともにパースのブラックマウント地方とラノッホ・ムーアがその起源とされています。
スコッティの公式なスタンダードについての議論は何年も続き、当時の50年後に当たる1930年にその特徴を後世に残すことが可能であると見なされた4頭の犬をベースにして、スタンダードが改正され、決着をしました。
これら4頭の犬とその子孫はスコッティの外見、特に頭部の長さ、体高の低さ、体格がスクエア(四角)であることの改良に貢献することになりました。

そして、イギリスのケネルクラブに正式に登録されたのは、1934年になってからの事でした。

また、芥川龍之介の小説にも出てくる有名なスコッチウィスキー「Black & White」のラベルに描かれている黒い犬はスコッティ、白い方はウェストハイランド・ホワイトテリアであることも知られています。
さらには、フランクリン・ルーズベルト大統領を筆頭に、セオドア・ルーズベルト、アイゼンハウアー、ロナルド・レーガン、ジョージ・ブッシュなどの歴代のアメリカ大統領の愛犬としても有名であり、アメリカでの人気に一助となりました。

スコティッシュテリアの特徴

足が短く、がっちりした体形の活発な犬種

スコティッシュテリアは、立派な長い眉毛と口周りのヒゲが特徴の小型犬です。
子犬の頃は眉毛もなく、口周りのヒゲも目立ちませんが、成長すると共に立派に長くなっていきます。
また、短い足も特徴の一つで、意外にも素早く動くことが出来ます。
頭は体の割に大きく、筋肉質でガッチリとした体型をしています。
耳は立ち耳です。

被毛はダブルコートなので抜け毛は多く、オーバーコートは粗くて硬く、アンダーコートは短くて柔らかい毛質です。
カラーは、ブラック、ウィートン(小麦色)、ブリンドル(虎毛)などがあります。

性格は活発で元気があり、負けん気が強く勇敢です。
独立心が強く、頑固な面がある典型的なテリア気質ですので、しつけには根気が必要です。
他の犬に対して、吠えかかるなど喧嘩っ早い事もしばしば見受けられます。スコティッシュテリア

外見

筋肉質で、丸い胸をしており、短足で頭が大きく、立ち耳で、口先は長く尖ってはいません。
被毛はダブルコート、アンダーコートは密で柔らかい、オーバーコートは密で粗いです。
カラーは、ブラック、ウィートン、暗色のブリンドルがあります。

性格

スコティッシュ・テリアはとても警戒心が強く、短足ですがすばしっこく、家族にはとても愛情深く、活発で遊びが大好きです。
独立心が強く、知的で、非常に頑固です
勇敢で独立心が強く、気難しいといわれることがありますが、優秀な番犬になる素質があります。

体重  9~10kg
体高  26~28cm

スコティッシュテリアの健康

フォン・ヴィレブランド病に注意

スコティッシュテリアの平均寿命、12~14歳ほどです。

スコティッシュテリアは、「尿道結石」を注意する必要があります。
また、「悪性腫瘍」の起きやすい犬種としても知られており、中でも「肥満細胞腫」、「悪性リンパ肉腫」が起こりやすいとされています。

遺伝性疾患である粘膜や消化管から出血する「フォン・ヴィレブランド病」が起こりやすい犬種です。
別名を偽血友病とも呼ばれ、出血が止まらなくなる病気です。
スコッティの場合は止血因子であるフォン・ヴィレブランド因子の質的な異常で引き起こされるパターンが多く、根本的な治療はありませんので、対症療法となります。
子犬の歯の生え変わり時期などに、出血の様子を確認して、なかなか血が止まらないようであれば動物病院に相談しましょう。

それ以外にもまだ幼い子犬の時期である生後1ヶ月半頃から発症する「スコッチ痙攣」にも中止が必要です。

スコティッシュテリアの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ

スコティッシュテリアの運動

1日30分~1時間程度の散歩

スコティッシュ・テリアは見た目以上に体力があり、運動が大好きな犬種です。
1日30分~1時間程度の散歩に、庭や広場などでゲームやボール遊びなどを行うことができれば最適です。

ただ、気が強く喧嘩をしてしまう可能性があるので、他の犬がいるドッグランなどでは、目を離さないように気を付けましょう。

スコティッシュテリアのしつけ

頑固な面があるので、しつけは根気よく

プライドが高く、頑固な面があるので、しつけは根気よく行いましょう。
家族に対しては大変愛情深い犬ですが、プライドが高いため、子供などにしつこくかまわれると怒って反撃することがあります。
何よりも信頼関係を築くことが大事です。

また、小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。

始めのうちは、犬の気が散らないように集中できる環境を整えて上げましょう。
しつけがある程度できてから、どんな状況で対応できるようにテレビをつけてみるなど少しずつ環境を変えていきましょう。

愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

スコティッシュテリアの手入れ

週に2~3回はコーミングまたはブラッシングを

スコティッシュテリアのオーバーコートがワイヤーのため、絡みやすいので、週に2~3回はコーミングまたはブラッシングをしましょう。

また、口周りが汚れやすいので、食事の後はしっかり拭きましょう。

シャンプーは月1回を目安に行って下さい。

スコティッシュテリアの価格

30万円前後が目安

スコティッシュテリアは、ペットショップで見かける事はまずありません。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段ですが、30万円前後が目安となります。

ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

まとめ

✔ 喧嘩っ早く、散歩時に要注意!

スコティッシュテリアは、典型的なテリア種の気質を持っているため、気が強く喧嘩をしてしまう傾向があります。
すれ違いざまに他の犬に対して吠えたてたり、ドッグランなどで喧嘩してしまう可能性もありますので、散歩時には目を離さず、注意するようにして下さい。

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