ビーグルの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

大きな耳が特徴的な朗らかな愛嬌たっぷりのビーグル

とても明るくて活発な遊ぶことが大好きなビーグル。
持ち前のフレンドリーさで、誰とでも仲良く出来ます。

ここでは、ビーグルの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。



ビーグルの歴史

「スヌーピー」のモデル

ビーグルはイギリス原産で、その歴史は古く、古代ローマ時代から存在しており、紀元前のギリシャでウサギ狩りに従事していた犬が祖先と言われています。

イギリスに渡ったビーグルの祖先犬は、品種改良が進み、現在の形となりました。
15世紀頃から優れた嗅覚を活かしてウサギ狩りに従事し、ショードッグとしても人気がありました。
また実験動物としても飼育されたという悲しい過去もあります。

現在では、優れた嗅覚を活かし、空港などでの「検疫探知犬」としても活躍中です。
ビーグルと言えば、何と言っても「スヌーピー」のモデルとして有名です。

ビーグルはの犬名は古代フランス語の「開いた喉」に由来するとも、ケルト語の「小さい」(beag)に由来するとも言われています。

ビーグルの特徴

活発でやんちゃな犬らしい犬種

ビーグルは、ハウンド種の犬種としては、最も小柄ではありますが、筋肉質で引き締まった体型をしています。
最大の特徴は「長く垂れた大きな耳」と「ピンと立ちあがった太い尾」でしょう。

被毛はダブルコートで、オーバーコートは艶やか美しい毛並みで、アンダーコートは短く柔らかい毛質をしています。
被毛のカラーは、最も人気が高いのがホワイト×ブラック×ブラウンの「トライカラー」ですが、「レッド&ホワイト」やホワイト×レモンカラーの「レモンカラー」などもあります。
基本的には、尾の先はホワイトになります。

ビーグルの性格は、何と言ってもその明るさでしょう。
やんちゃで社交性も高く、攻撃性も無いので、誰とでも仲良く接する事が出来るので、小さなお子さんのいる家庭や多頭飼いにも向いています。ビーグル

外見

ビーグルは短毛で垂れ耳、やや長い口先を持ち、骨太のしっかりした体格を持ちます。
被毛は、ブラック・タン・ホワイトのトライカラーや、レッドアンドホワイトなど様々です。
最大の特徴は、大きく太くよく通る吠え声です。

性格

性格は活発でやんちゃ、遊び好きでフレンドリーで人見知りもしません。
また、とても賢く、主人に対して従順です。
争いを好まず、とても性格が良いです。
用心深さと大胆さの両面を持ち合わせています。

体重  7~12kg
体高  33~38cm

ビーグルの健康

「椎間板ヘルニア」には要注意

ビーグルの平均寿命は、12〜15歳です。

ビーグルは、「椎間板ヘルニア」には要注意です。
食欲も旺盛なので、太りやすく、体への負担が増えて発症してしまう事もあります。
太ると膝への負担が大きくなり、「膝蓋骨脱臼」の危険が高まりますので、気を付けて下さい。

その他では、おしっこの量や回数が増えたり、おなかが腫れたりする「クッシング症候群」にもかかりやすく、また垂れ耳なので「外耳炎」にも注意が必要です。

ビーグルの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ

ビーグルの運動

1日1時間以上の散歩

ビーグルは体の大きさの割には、運動量が必要で、肥満予防のためにも、できれば1日1時間以上の散歩をしてあげてください。
時には、ドッグランなどで思いっきり走らせると良いでしょう。

運動不足になるとストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動の原因ともなりますので、毎日しっかりと運動を心掛けてあげて下さい。

ビーグルのしつけ

根気よくしつけを

理解するまでに時間がかかることがありますので、根気よくしつける必要があります。
厳しく叱らずに、出来た時に思いっきり褒めて伸ばすようにしてあげて下さい。
始めのうちは、犬の気が散らないように集中できる環境を整えて上げましょう。
しつけがある程度できてから、どんな状況で対応できるようにテレビをつけてみるなど少しずつ環境を変えていきましょう。

もともと吠えグセや噛みグセがある傾向がありますので、「吠え癖」や「噛み癖」のしつけはしておきましょう。

愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

ビーグルの手入れ

週に3~4度くらいブラッシングを

ダブルコートなので、抜け毛が多く、週に3~4度くらいブラッシングを心掛けて下さい。

また、垂れ耳なので、週に1〜2回程度は耳掃除をして清潔に保ってください。
耳掃除を怠ると、「外耳炎」のリスクが大きく高まりますので、気を付けて下さい。

ビーグルの価格

25~30万円程度

ビーグルは、ペットショップで見かける事はあまり多くはない犬種と言えます。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなるでしょう。
その際の価格相場ですが、25~30万円程度になります。

ただ、ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

まとめ

✔ とても明るくてやんちゃな甘えん坊
✔ 吠えグセや噛みグセがある
✔ 耳掃除はこまめに

ビーグルは、明朗快活な性格をしています。
よく遊び、よく食べるという元気そのものです。
飼い主にも従順で甘えん坊ですが、それゆえに長時間のお留守番は苦手な傾向があります。

元気の裏返しと言っても良いかも知れませんが、吠え癖がある傾向が強いです。
ですので、近所迷惑が気になる環境の場合は、吠え癖を抑止するしつけを行いましょう。
また、噛み癖があり、床や地面に落ちている物を口に入れてします事もあります。
これは思わぬ事故になる可能性がありますので、こちらもしっかりとしつけをした方が良いでしょう。

大きな垂れ耳が最大の特徴のビーグルですが、それゆえに耳の中が蒸れやすいです。
こまめに耳掃除を行って、清潔に保つようにして下さい。
耳から悪臭がしたり、ドロドロの耳垢があるようでしたら、早めに病院を受診するようにしましょう。

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