犬のガン~最も多い犬の死亡原因~
犬の高齢化や診断技術の進歩に伴って、犬でもがんと診断されることが増加しています。
そして、犬の死亡原因として最も多いものがガンになっています。
ここでは、犬のガンの主な症状や種類・発生部位のリストと詳細を記したリンクをまとまています。
ガンによる影響
- 無制限に栄養を使って増殖し、健康な細胞を栄養不足に陥れる
- 正常な組織を圧迫したり場所を占領することで機能不全に陥れる
- 内分泌組織を機能不全に陥いれ、ホルモンバランスを崩す
- 全身に転移することにより、多数の臓器を機能不全に陥れる
主な症状 |
☆体重減少 |
☆食欲不振 |
☆リンパ節の腫れ |
☆運動を嫌がる |
☆ぐったりして元気がない |
☆貧血症状(ふらつきなど) |
☆原因不明の持続的微熱 |
☆触知できるしこり |
犬のガンの種類・発生部位別
- 感覚器のガン
・肥満細胞腫
犬の肥満細胞腫とは、粘膜下組織や結合組織などに存在する肥満細胞がガン化した状態のことです。
体が太っている“肥満”とは全く関係ありません。
ここでは、犬の肥満細胞腫の主な原因はもちろん、症状から対処法、かかりやすい犬種などをまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。・扁平上皮ガン
犬の扁平上皮ガンとは、生体の表面を覆っている上皮の一種である扁平上皮がガン化した状態のことです。
扁平上皮ガンは、皮膚が存在している場所であればどこにでも発生する可能性を秘めています。
ここでは、犬の扁平上皮ガン(へんぺいじょうひがん)の主な原因はもちろん、症状から対処法、かかりやすい犬種などをまとめています。 - 神経系のガン
・脳腫瘍 - 筋骨格系のガン
・骨肉種
骨肉腫は骨に含まれる組織がガン化した状態のことです。
犬の骨から腫瘍が発生した場合、それが悪性のガンである確率は85%にまで達するといいます。
大型~超大型犬に特に多く、好発年齢は2歳と7歳~9歳の二相性です。
犬の骨肉腫の主な原因はもちろん、症状から対処法、かかりやすい犬種などをまとめています。・骨髄腫
- 消化器のガン
・口腔ガン
犬の口腔ガンとは、口腔腫瘍や口腔内腫瘍と呼ばれており、口の中からあごにかけて発生したガンのことを言います。
主な症状としては、食べるのが遅く、ひどい口臭、よだれが多く、口から出血していることがあげられます。
ここでは、犬の口腔ガンの主な原因はもちろん、症状から対処法種などをまとめています。・喉頭ガン
・胃ガン
・食道ガン
・大腸ガン
・肝臓ガン
・胆嚢ガン
・膵臓ガン - 泌尿器のガン
・腎臓ガン
・膀胱ガン - 生殖器のガン
・乳ガン
犬の乳ガンとは、哺乳動物のメスでだけ機能し、左右の乳頭に沿って存在する母乳を分泌する組織である「乳腺」と呼ばれる腺組織にガンが発生した状態です。
乳腺腫瘍とも呼ばれます。
主な症状は、乳腺組織に「しこり」ができます。
ここでは、犬の乳ガンの主な原因はもちろん、症状から対処法、かかりやすい犬種などをまとめています。・子宮ガン
・卵巣ガン
・精巣ガン
・前立腺ガン - 呼吸器のガン
・肺ガン - 循環器のガン
・悪性リンパ腫(リンパ肉腫)
犬の悪性リンパ腫とは、血液のがんに分類される全身性のがんです。
悪性リンパ腫は、一度発症すると完全に治す事が難しく、致死率も高い悪性腫瘍のひとつです。
ここでは、犬の悪性リンパ腫の主な原因はもちろん、症状から対処法、かかりやすい犬種などをまとめていますので、是非ご参考になさってください。・血管肉腫
血管肉腫とは、血管のガンです。
血管肉腫は血管の存在している場所ならどこにでも発症する可能性を持っていますが、犬における好発部位は皮膚、心臓、脾臓、骨などです。
ここでは、犬の血管肉腫(けっかんにくしゅ)の主な原因はもちろん、症状から対処法、かかりやすい犬種などをまとめています。
是非、参考になさって下さい。・白血病
犬の白血病は、骨髄内にある造血細胞が遺伝子変異を起こし、異常な増殖を繰り返すことで正常な細胞の生成を阻害してしまった状態を言います。
急性リンパ芽球性白血病は全く治療をしないと、数日から2~3週間で死に至るケースが多いです。
ここでは、犬の白血病の主な原因はもちろん、症状から対処法などをまとめています。
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