アイリッシュウルフハウンドの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!
アイリッシュウルフハウンドの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。
- アイリッシュウルフハウンドの歴史
- アイリッシュウルフハウンドの特徴
- アイリッシュウルフハウンドの健康
- アイリッシュウルフハウンドの運動
- アイリッシュウルフハウンドのしつけ
- アイリッシュウルフハウンドの手入れ
アイリッシュウルフハウンドの歴史
非常に古い歴史のある犬種
アイリッシュ・ウルフハウンドは非常に古い歴史のある犬種です。
紀元前273年前には存在し、祖先犬は紀元前14世紀から15世紀頃までにギリシアからアイルランドに渡ってきたと考えられています。
その後、オオカミから家畜を守る護畜犬として、アイルランドでさらに大型化しました。
威風堂々とした姿はローマ帝国時代には首都ローマなどへの貢ぎ物として献上されたほどでした。
18世紀まではオオカミやキツネなどから家畜を守っていたとされます。
しかし、18世紀中ごろになってアイルランドからオオカミが駆除され、それと同時に存在意義がなくなった上、19世紀にアイルランド全土を襲った大飢饉の影響もあって、アイリッシュ・ウルフハウンドも絶滅寸前になりました。
その後、グラハム氏を中心とした愛好家たちが絶滅寸前であった本種を保護し、スコティッシュハウンドやグレート・デンなど他のハウンド種などと交配させて個体数を殖やしました。
アイリッシュウルフハウンドの特徴
「ジェントル・ジャイアント」とも呼ばれる性格

外見 | 全犬種中最大ともいわれ、足先から肩までの高さが1m近くになることもある超大型犬です。 体は筋肉質で、ふだんはゆったりと優雅に歩きますが、走るその姿は迫力を感じさせられます。 頭蓋骨はやや平らで、鼻先も長め、耳はローズイヤーです。 被毛は剛毛で荒く、ゴワついています。 カラーは、グレー、ブリンドル、レッド、ブラック、ピュアホワイト、フォーンなどさまざまです。 |
性格 | 「ジェントル・ジャイアント」とも呼ばれるほどに、おおらかでフレンドリーです。 穏やかで落ち着いており、優しい性格です。 飼い主にも従順で、我慢強いものの感受性が強くデリケートな面もあります。 |
体重 | 48~55kg |
体高 | 76~86cm |
アイリッシュウルフハウンドの健康
「心筋症」などの心臓疾患に注意
アイリッシュウルフハウンドの平均寿命は、6~10年ほどです。
胃がねじれを起こす胃捻転にかかりやすい為、早食いを避け、食後は運動させたり興奮させたりせずに、落ち着いて過ごさせるようにしましょう。
精神的な原因で食欲不振や下痢などを起こすことがありますので、ストレス管理をしましょう。
また、体型的や遺伝的理由で、股関節形成不全や、心筋症などの心臓疾患が起きやすい傾向があります。
アイリッシュウルフハウンドの運動
一日に1時間以上の散歩
比較的多くの運動量を必要とします。
一日に1時間以上の散歩に加え、成長期にはジョギングなども取り入れ、十分な運動時間を与えてあげましょう。
運動不足では筋肉が落ちて、大きな体を支えにくくなってしまい、足腰や背中、肩を痛めてしまうことがあります。
子犬の頃からしっかりと運動させて、丈夫な体を作っておくことが大切です。
アイリッシュウルフハウンドのしつけ
愛情を持って優しく、根気よくしつけを
アイリッシュウルフハウンドは体は大きいですが、繊細でデリケートな面があるので、厳しく叱らず、愛情を持って優しく、根気よくしつけをしてあげましょう。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
アイリッシュウルフハウンドの手入れ
手入れは難しくない?
被毛の手入れは難しくありません。
定期的なブラッシングやシャンプーを行って、清潔に保ってあげましょう。
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