ラフコリーの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。
ラフコリーの歴史
ラフ・コリーは、スコットランド原産で、また、単に「コリー」と呼ばれることが多いです。「コリー」という名前はスコットランド語で「黒い犬」という意味です。
約2000年前にローマ人がスコットランドに連れてきた牧羊犬がルーツと言われています。牧羊犬として羊の誘導の他に、水難救助犬としても活躍していました。コリー犬には、毛の長い犬種(ラフ・コリー)と、短い犬種(スムース・コリー)がおり、1860年代には「スムース・コリー」がヴィクトリア女王を気に入ったため、兄弟種として「ラフ・コリー」も人気が出ました。「スムース・コリー」は「イングリッシュ・グレイハウンド」を、「ラフ・コリー」は「ボルゾイ」をそれぞれ交配させ、両犬種は現在のマズルや脚が長い洗練された姿に改良されました。

外見 | マズルと脚が長く、先が折れ曲がった半垂れ耳(セミクリップイヤ)で、ふさふさしたサーベル形の垂れ尾を持ちます。 被毛は美しいロングコートを持ち、毛色はブラック・アンド・ホワイト、ホワイト、セーブル、マーブルなどがあります。 |
性格 | 陽気で優しく、とても温厚で我慢強い性格です。また、非常に賢く、飼い主に従順なので初心者でも飼育しやすいです。 |
体重 | 20~34kg |
体高 | 56~61cm |
ラフコリーの健康
「コリー・アイ」と呼ばれる疾患には注意が必要です。成長に従って目の中の血管や組織の異常化が進行し、失明する恐れもあります。
また、頭部が白いコリーや、両親がブルーマールやセーブルマールの場合、聴覚障害や視覚障害を起こす可能性が高くなります。
また、コリーは「胃がん」にも注意が必要で、消化器が弱い傾向があります。
なお、ラフコリーは「イベルメクチン」というフィラリア予防薬にも使われる成分に敏感で、突然倒れるなど神経症状を起こすことがあります。
フィラリア予防薬は必ず獣医師と相談しましょう。
ラフコリーの運動
たくさんの運動量を必要とし、毎日1~2時間の散歩が必要です。
大切なペットの具合が悪くなり、動物病院へ行くと、
かなりの請求金額になる事はよくあります。
ケガや病気で手術が必要となった場合、
「入院費+手術代で200,000円」ですとなったら、
どうしますか?
いざという時の為にも人間と同様に保険には加入を検討してみて下さい。
保険料よりも補償内容をきちんと比較する必要があります。
保険料の安さだけで選んだら、いざ、病院に行ったら、
「こちらは保険外です」なんて事にならないように、
ワンちゃんの為にも、飼い主様の為にも、しっかりと各社を比較して、
ご自分と愛するペットに最適な保険を選びましょう!
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ラフコリーのしつけ
非常に賢く物覚えが良いので、しつけは難しくありません。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
ラフコリーの手入れ
ラフコリーは長毛のダブルコートで、抜け毛も多いので、できれば毎日ブラッシングをしてあげましょう。
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