イングリッシュセッターの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

イングリッシュセッターの誕生した背景・歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方などがここにあります。

イングリッシュセッターの歴史

イギリスにおけるセターの歴史は16世紀後半にさかのぼり、ノーサンバーランド公爵がスパニエル系の犬を訓練し、獲物の鳥を見つけたら体を伏せて待つ(セッティング)ようにしたのが始まりと言われてます。この猟では、犬が獲物(主に鳥)のにおいを追跡し、発見するとセッティング(伏せ)を行って主人に獲物の位置を知らせる。犬の主人はセッティングを確認すると、その方向へ投網を行って鳥を捕らえ、狩猟は完了します。
17世紀以降、専用の犬種を「セッティング・スパニエル」として繁殖するようになり、さまざまな系統のセターがイギリス各地に広がりました。「スパニッシュ・ポインター」や大型の「ウォーター・スパニエル」、「スプリンガー・スパニエル」などが交配されたと推測されています。狩りに銃が導入されるようになると、セターはポインターと同様に、立ったまま停止して獲物の位置を示し、主人の合図で鳥を飛び立たせるスタイルへと変化しました。
19世紀には、セターの改良が盛んに行われたが、その中でもエドーワード・ラヴェラックの育てた血統が、現在のセターの容姿にもっとも大きく寄与しました。ラヴェラックは1825年に入手した2頭のセターから安定した美しい容姿の犬種を作出しました]。現在のイングリッシュ・セターの特徴的な毛色に、白地に細かい斑模様が散る「ベルトン」がありますが、これはラヴェラックの作り出した用語です。次いで、R. パーセル・ルーウェリンがラヴェラック系の中でも狩猟能力に優れた個体を繁殖させ、優秀なセターを作り出しました。ラヴェラックやルーウェリンの血統の犬は人気があったため、自分の犬をラヴェラック・セターやルーウェリン・セターと称する人も多かったが、その中には実際には異なる系統のものも多く混じっていたといいます。
1859年には、最初のイングリッシュ・セターのドッグショーが開催され、北アメリカにも輸出されるようになるなど、セターの人気は拡大しました。ドッグショーが盛んになるに連れ、均等の取れた美しい容姿や温厚な性格からショードッグとして好まれるようになり、その姿を更に美しいものにするために改良が進んでいきました。その結果、ショータイプのセターとフィールド系のセターは別系統のものとして繁殖されるようになり、それぞれ異なる特徴を持つようになりました。
イングリッシュセッター

外見  大型犬としてはやや小さめのサイズで、絹のような美しい被毛の下に無駄のない筋肉に覆われた体があり、首を長く伸ばして頭を上げる姿が優雅な犬です。垂れ耳で、やや四角いマズル、頭部には明確なストップがあります。大股でゆったりと歩きますが、走り出せば風のように早く、獲物を見つけた時は静かに座り込んでしっぽを水平に振る姿が魅力的です。
性格   人懐こく、子どもや他の犬とも仲良くでき、穏やかでやさしい性格の犬です。
一方で現代でも実猟につかわれるだけの活発さやたくましさ、辛抱強さがあるため、運動不足では欲求不満になってしまいます。
ショータイプの系統は落ち着いた家庭犬向きの性格、猟犬などフィールドタイプの系統は猟欲が強く、活発さが前面に出た性格です。
体重  25~30kg
体高  61~69cm

イングリッシュセッターの健康

大型犬に良く見られる、股関節形成不全肘関節形成不全が起きることがあります。成長期に十分な運動と栄養、休息を与えることで改善することがありますが、程度によっては手術が必要になることがありますので、子犬の頃からよく観察してあげましょう。
イングリッシュセッターは遺伝的に先天性難聴が起きやすい犬種です。猟銃の音にも動じないことが求められるため、耳の聞こえが悪いことに気づかれず、その系統の繁殖が続いてきたという背景もあるようです。賢く観察力のある犬ですので、難聴があっても、家庭犬として十分に幸福な生活を送ることは可能です。
仔犬の頃から聴力に気を配ると同時に、十分なコミュニケーションを取るようにしておきましょう。
また、大型で胸の深い犬に起きやすい胃捻転胃鼓腸症にもかかりやすい犬種です。食事はドカ食いを避けるために1日2回以上にわけて与え、食後は落ち着いて過ごさせましょう。

イングリッシュセッターの運動

心身の健康と信頼関係を育てるため、多くの運動を必要とします。
散歩は1日1時間以上、遊びやゲームを交えて、犬の幸せのためにも、たっぷりと時間を取ってあげたいです。

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イングリッシュセッターのしつけ

賢く、辛抱強く、服従心も十分ですので、しつけは難しくありません。
しっかりとトレーニングされたイングリッシュセッターは、子どもとの相性も良く、少々手荒く扱われてもがまん強く、愛情深く接してくれるでしょう。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

イングリッシュセッターの手入れ

中~長毛ですので、被毛の手入れはやや手間がかかります。
特にショータイプの子は毛が長くなる傾向がありますので、日頃は週に2~3回以上のブラッシングで毛並みを整えてあげましょう。

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