意外と運動神経が良く、知性も高い犬種 プーリー
特徴的なドレッドヘアの被毛が目を引く中型犬のプーリー。
外見からのんびりとしたイメージを持たれがちですが、意外にも足が速く、体力もあって体を動かすことが大好きな犬です。
ここでは、プーリーの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。
プーリーの歴史
羊の群れを統率していた“リーダー”
外見 |
“モップ犬”とも呼ばれるドレッドヘアのような長い縄状の被毛は、ほぼ完ぺきな防水力を持っています。 |
性格 |
プーリーは、知的で活発であり、飼い主に対して忠実です。 |
体重 | 10~15kg |
体高 | 約40~43cm |
プーリーの健康
平均寿命は12~16歳
プーリーの平均寿命は、12~16歳ほどです。
プーリーは「進行性網膜萎縮」という視力を失ってしまう病気や「股関節形成不全」になりやすい傾向があります。
また、豊富な被毛を持っており、寒さには強い反面、暑さには弱いので、暑い日はエアコンで温度調整をしてあげて下さい。
ただ、基本的には健康的で丈夫な犬種と言えます。
プーリーの食事
年齢や体調に合わせたフードを選びましょう
子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。
以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
愛犬に合ったドッグフードを探す
愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ
プーリーの運動
活動的なので、毎日1時間以上の散歩
プーリーはかなり活動的なので、毎日1時間以上の散歩が必要です。
見た目とは違って、走る事が大好きなので、時にはドッグランなどで思いっきり走らせてあげて下さい。
毎日、プーリーの豊富な運動量に付き合ってあがられるだけの体力と時間を持てる自身の無い方は飼育する事を諦めたほうが良いでしょう。
運動不足になると、ストレスが溜まってしまい、問題行動の原因となりますので、注意しましょう。
プーリーのしつけ
しつけの飲み込みは早い
非常に賢いので、しつけの飲み込みは早いです。
しかし、頑固な面がありますので、根気よく行ってください。
特に服従訓練はしっかり行いましょう。
また、警戒心が強い傾向がありますので、小さい子犬の頃から様々な人や他の犬と積極的に触れ合わせ、社会性を身に付けさせるようにしましょう。
しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法
プーリーの手入れ
ブラッシングが毎日必要
トリミングは必要ありませんが、被毛は長いので、出来ればブラッシングは毎日行ってあげて下さい。
散歩時は長い被毛に落ち葉や土が付着しますので、散歩後は綺麗に被毛を拭いてあげる必要があるでしょう。
また、水を飲み時や食事の時も口周りが濡れたり、汚れやすいので、拭き取るなどケアをしてあげて下さい。
それ以外には、寒さには強いですが、暑さには非常に弱いので、夏場はエアコンで温度管理してあげて下さい。
プーリーの値段
40~50万円が目安
プーリーはペットショップで見かける事はまずありません。
もしも家族に迎え入れるのであれば、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなります。
その際の値段は、40~50万円が目安となるでしょう。
ただ、ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。
まとめ
✔ 体力は豊富
✔ 被毛のお手入れは必須
プーリーは、とても体力があり、意外にも走るのが早く、毎日の散歩が欠かせません。
その為、プーリーの豊富な運動量に付き合ってあげられるほどの飼い主の体力と覚悟が必要となります。
プーリーの運動欲求を満たす自信の無い方は、飼育するのをお勧めできません。
また、その特徴的な被毛を維持するためにも、毎日のケアは必要です。
飼い主の事が大好きなプーリーにとっては、被毛の手入れをしてもらう事は、とても嬉しいことですので、スキンシップも兼ねて念入りにしてあげて下さい。
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