ペキプーの特徴は?性格・外見・病気・しつけなど飼い方がここに!

ペキニーズとトイ・プードルのミックス犬 ペキプー

ペキプーとは、ペキニーズとトイプードルとのミックス犬です。
人気の小型犬同士の交配により生まれてくる子犬は、どちらの親犬に似るかで見た目も性格も変わってきます。

ここでは、ペキプーの誕生した背景や歴史、性格や外見、手入れ方法や散歩の頻度、性質から見るしつけ方の詳細をまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。



ペキプーについて

ペキニーズとトイ・プードルのMIX犬

ペキプーは「ペキニーズ」と「トイ・プードル」を交配して誕生したミックス犬です。

雑種犬とミックス犬を混同される場合が多いですが、ミックス犬は純血の犬種同士を掛け合わせた犬のことを指し、雑種犬は2種以上の犬種の血が入っている犬を意味します。

ペキプーの特徴

下の歯が出ているのが特徴?

ペキプーはミックス犬ですので、どちらに似るかで、外見的特徴や性格は変わってきます。
ただ、顔の雰囲気や性格は、ペキニーズの特徴が強く出る傾向があります。

一般的には、アンダーショットと呼ばれるしゃくれ口になり、マズルが短くなる傾向がありあす。
被毛に関しては、トイプードルの特徴を受け継ぐ傾向があります。

性格は、ペキニーズのマイペースでプライドの高い性格を受け継ぐ傾向があります。

外見

外見は、どちらに似るかで変わってきますが、顔は個性的なペキニーズが強く、顔の表面が丸くてマズルも短めです。
アンダーショットと呼ばれるしゃくれの下の歯が出ている子も多く、ペキプーの特徴のようになています。
被毛はボリューム感があり、フワフワで、カラーはブラウンが大半。次いで白色の子が多いです。

性格

ミックス犬なので、個体差はありますが、性格は穏やかで甘えん坊です。
その反面、頑固でプライドが高くなる傾向もあります。

体重  4~7kg
体高  20~30cm

ペキプーの健康

暑さに弱く、「熱中症」には注意!

基本的には健康な犬種ですが、マズルが短いので暑さに弱く、「熱中症」には注意が必要です。
エアコンなどで温度管理をしてあげましょう。

ペキプーの食事

年齢や体調に合わせたフードを選びましょう

子犬の頃とシニア犬になった頃に必要とされるカロリーや栄養素は変わってきます。
また、食欲が旺盛な子にはカロリーバランスを考えて、低カロリーの食事を与える必要があります。

以上のように「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

愛犬に合ったドッグフードを探す

愛犬の健康を考える上で、食事の管理を大切です。
「太りすぎだな」と思ったら、低カロリーのフードにしなくてはいけません。
逆に年老いてきて、食欲が細くなったら、少ない量でもエネルギーを取れる老齢犬用のフードに替える必要があります。

下記は様々な犬用品を卸値に近い価格で提供してくれるサイトです。
参考までにどうぞ。

愛犬のフードを探す⇒外部リンク:犬の通販デパート ニコシティ

ペキプーの運動

毎日30分程度の散歩を

ペキプーはあまり運動が得意ではない傾向があります。
それでも健康のためにも、毎日30分程度の散歩をしてあげましょう。

ただ、暑さには弱いので、暑い夏の時期などは散歩を控えるのも良いと思います。

ペキプーのしつけ

頑固な面があるので、根気よく

プライドが高く、頑固な面があるので、根気よくしつけをおこないましょう。
諦めてしまうと、ワガママな子になってしまいますので、諦めずに行いましょう。

また、幼犬の頃からたくさんの人や犬と触れさせ、社会性を身につけさせましょう。

愛犬がしつけをマスターしていくと、ついつい「できて当然」と思ってしまいがちになります。
そうなるとしつけができても全く褒めなくなってしまうでしょう。
でも、これでは犬たちもしつけを忘れてしまう可能性もありますので、毎回ご褒美を与える必要はありませんが、しつけができた時には、褒めてあげるなどの気持ちを伝え続けることを忘れないようにしてください。

しつけの基本は必ず確認しましょう⇒犬のしつけの基本理論 完全ガイド
「おすわり」や「待て」など行動別のしつけ方法はこちら⇒犬の行動別しつけ方法

ペキプーの手入れ

毎日、ブラッシングを

抜け毛は少なめになりますが、毛玉予防のためにも、毎日、ブラッシングをしてあげて下さい。
また、トリミングは1~2ヵ月に1回程度のペースで行うと良いでしょう。

ペキプーのカットスタイル

色々なスタイルを楽しみましょう

時折、カットスタイルを変えると、愛犬の可愛さを再認識できるでしょう。
ここでは、代表的なカットスタイルをまとめましたので、是非ご参考になさって下さい。

テディベアカット

定番のカットスタイルです。
顔全体を丸くし、耳も丸くカットします。
体も全体的に長めでふんわりとした丸みを帯びたカットで、ぬいぐるみのような雰囲気になります。
足は短く太く見えるようにすると、より可愛く見えます。

ライオンカット

遊び心のあるスタイルです。
体全体の毛は短くカットし、胸まわりから顔にかけてはライオンのたてがみのように長めにします。
しっぽの先の毛も長めに残してカットします。
体全体はかなり短めになるので、夏場でも良いでしょう。
小さな体でライオンのような雰囲気なのに、顔が可愛いというアンバランスさが周りの注目を惹くでしょう。

柴犬カット

首回りや全身の毛をスッキリと短めにしたスタイルです。
最近、ポメラニアンのカットの中でも人気が高まっているカットです。
小さな子犬のような雰囲気になり、愛犬の愛らしさを最大限に引き出してくれるでしょう。

たぬきカット

マズルの短い「たぬき顔」の子にピッタリのカットスタイルです。
首まわりの毛を多めに残し、全体的に真ん丸なシルエットを作るカットスタイルです。

アフロカット(プードル寄り)

頭の毛を長めに残し、ふわふわとしたボリュームを持たせるスタイルです。
それにより、クリっとした目も強調され、とても可愛くなります。
体の部分は短めにカットする事で、アフロが際立ちます。

ペキプーの値段

20万円前後が目安⁉

ペキプーは、たまにペットショップでも見かける事もありますが、あまり多くは流通しておりません。
ですので、ブリーダーさんから直接購入する方法がメインとなると思います。
その際の値段は、20万円前後が目安となります。

ただ、ブリーダーさんから直接購入する際は、必ず現地へ行き、飼育環境やブリーダーさんの人柄などを確認し、信頼できるかを見極めたうえで決定するようにしましょう。

まとめ

✔ 暑さには弱い
✔ 抜け毛は少なめ

ペキプーは、暑さに弱いので、暑い夏の時期などはエアコンで温度調節を行い、快適に過ごせるように気を使いましょう。
また、散歩も暑い時間を避けたり、散歩自体を自粛したりしましょう。

被毛は、シングルコートのトイプードルの性質を強く受け継ぐ傾向があるので、被毛は抜けにくいです。
しかし、被毛は絡みやすいので、毛玉防止の為にも毎日ブラッシングをしてあげて下さい。
また、被毛は伸び続けるので、1~2か月に1回程度のトリミングをしてあげましょう。

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