犬の前房出血(ぜんぼうしゅっけつ)
犬の前房出血~愛犬の黒目全体が赤くなっているように見えたら~ 犬の前房出血(ぜんぼうしゅっけつ)とは、角膜と虹彩の間にある前眼房(ぜんがんぼう, 前房とも)で出血が起こった状態です。 見た目はショッキングですが、前房出血…
犬の前房出血~愛犬の黒目全体が赤くなっているように見えたら~ 犬の前房出血(ぜんぼうしゅっけつ)とは、角膜と虹彩の間にある前眼房(ぜんがんぼう, 前房とも)で出血が起こった状態です。 見た目はショッキングですが、前房出血…
犬の前庭神経炎~首をひねった不自然な姿勢になったり、眼球が揺れていたら~ 犬の前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)とは、脳神経の一種である前庭神経(ぜんていしんけい)に炎症が発生し、主に平衡バランス感覚が障害を受けた状態を…
犬の刺咬症~愛犬が体をしきりにかきむしったり、皮膚の腫れや赤みがあったら~ 暖かい季節がやってくると、家族とともに犬を連れて森や公園へお出かけすることも増えるでしょう。 しかし、自然との触れ合いは犬にとっても楽しい一方で…
犬の出血性胃腸炎~急に元気がなくなり、赤黒い下痢がみられたら~ 犬の出血性胃腸炎(しゅっけつせいいちょうえん)とは、胃や腸の炎症が悪化し、出血するまでに至った状態を言います。 2~4歳くらいの小型犬がなりやすい病気です。…
犬の凍傷~長時間、寒い場所にいたら、最悪の場合は足を切断~ 犬の凍傷とは、低温によって皮膚の血行が極端に悪化し、細胞や皮膚組織が損傷を受けた状態のことです。 凍傷はまず、皮膚の表面温度が0℃に近づくことから始まります。 …
犬の再生不良性貧血~元気がなくなったり、微熱が続いたら~ 犬の再生不良性貧血(さいせいふりょうせいひんけつ)とは、骨の中にある骨髄が脂肪組織に置き換わり、正常な血液が造られなくなってしまう状態のことです。 「汎血球減少症…
犬の内耳炎~頭が斜めに傾いて戻らなかったり、黒眼が左右に揺れていたら~ 犬の内耳炎は、可愛らしいワンちゃんたちが直面する一つの健康上の課題です。 内耳炎は、犬の耳の奥にある内耳部分が炎症を起こす状態を指します。 この状態…
犬の免疫介在性多発性関節炎~関節の腫れや痛みで足を引きずっていたら~ 犬の免疫介在性多発性関節炎(めんえきかいざいせいたはつせいかんせつえん)とは、本来、生体を守るべきはずの免疫系が、免疫の異常により自分自身の関節を異物…
犬の僧帽弁閉鎖不全~運動を嫌がったり、喉につかえるような変な咳をしたり~ 犬の僧帽弁閉鎖不全(そうぼうべんへいさふぜん)とは、心臓の左心室と左心房の間に位置する僧帽弁と呼ばれる弁が変性し、うまく閉じないため、本来とは逆方…
犬の便秘~重大な病気の可能性もあります。対処しても出なかったら~ 犬の便秘とは、腸の中に便がたまり、長いこと排出することができない状態を言います。 理想の排便回数は、1日2食の場合であれば、2回排便があることが理想的です…
犬の低血糖症~ふらついたり、ぐったりしたり、全身性の痙攣発作があったら~ 飛び跳ねる元気なワンちゃんが、突如、倒れてしまったら、どうしますか? そんなシーンは、まるで映画のようで信じられないかもしれません。 しかし、犬に…
犬の低カルシウム血症~意識を失う、筋肉の硬直、耳や顔の痙攣があったら~ 犬の低カルシウム血症とは、血液中のカルシウム濃度が低下する病気のことです。 体内におけるカルシウムは99%がリンと結合し、骨の成分であるハイドロキシ…
犬の会陰ヘルニア~肛門の周囲が膨らみ、便が出にくくなったりしたら~ 犬の会陰ヘルニア(えいんへるにあ)とは、肛門の周囲を覆っている骨盤隔膜(こつばんかくまく)と呼ばれる膜に異常があり、お腹の中の臓器や脂肪が外側に飛び出し…
犬の代謝性アシドーシス~愛犬が嘔吐したり、過呼吸になったら~ 犬の代謝性アシドーシスとは、血液中の酸性濃度が高くなりすぎた状態を言います。 生体内における血液の酸塩基平衡はpH(7.4)になるように常に一定に保たれていま…
犬の乳腺炎~乳腺の腫れや発熱、痛み、黄色っぽい母乳の排泄などがあったら~ 犬の乳腺炎(にゅうせんえん)とは、母乳を産生する乳腺と呼ばれる腺組織に炎症が生じた状態のことです。 発情後や出産後授乳時期の女の子の犬に多くみられ…
犬の乳ガン (乳腺腫瘍)~愛犬のお乳の周辺に「しこり」ができていたら~ 犬の乳ガンとは、哺乳動物のメスでだけ機能し、左右の乳頭に沿って存在する母乳を分泌する組織である「乳腺」(にゅうせん)と呼ばれる腺組織にガンが発生した…
犬の中耳炎~愛犬が耳を触られるのを嫌がったり、耳を痛がったら~ 犬の中耳炎(ちゅうじえん)とは、耳は外側から外耳、中耳、内耳と連なり、中耳(ちゅうじ)と呼ばれる部位に炎症が発生した状態のことです。 中耳は聴覚と耳の環境維…
犬の不正咬合~もしも愛犬の歯並びが悪かったら~ 犬の不正咬合(ふせいこうごう)とは、上顎(うわあご)と下顎(したあご)の歯が本来あるべき正常な位置につかず、噛み合わせが悪くなってしまった状態のことです。 犬の歯は、乳…
犬のレプトスピラ症~愛犬が黄疸や血便、血尿がでたら~ 犬のレプトスピラ症とは、レプトスピラ属(Leptospira)の細菌の中で病原性を持った病原性レプトスピラによって引き起こされる感染症です。 レプトスピラは、らせ…
犬のレッグパーセス病~足を浮かすようにして歩いたり、足を引きずったら~ 犬のレッグパーセス病とは、小型犬に多く発症する病気で、太ももの骨の先端にある大腿骨頭(だったいこっとう)への血流が不足し、骨が壊死を起こしてしまう病…
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