犬の副鼻腔炎~ドロッとした粘り気のある鼻水が出たり、くしゃみをしたら~
犬の副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは、鼻腔の一部は鼻腔とつながっているため、鼻腔内に炎症があると、小さな穴を伝って副鼻腔内に侵入してしまうことがあります。
鼻腔と副鼻腔の炎症は併発することが多いため、「鼻副鼻腔炎」(びふくびくうえん)と合体させて呼ばれることもしばしばです。
ちなみに副鼻腔炎が悪化すし、炎症の結果として副鼻腔内に膿(うみ)がたまった状態は蓄膿症(ちくのうしょう)と呼ばれます。
鼻炎が長引いて症状が悪化することによって副鼻腔炎を併発することが多いです。
ここでは、犬の副鼻腔炎(ふくびくうえん)の主な原因はもちろん、症状から対処法などをまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。
- 犬の副鼻腔炎の主な症状
- 犬の副鼻腔炎の主な原因
- 犬の副鼻腔炎の主な治療法
犬の副鼻腔炎の主な症状
犬の副鼻腔炎の主な症状としては、ドロッとした粘り気のある鼻水が出たり、くしゃみをしたりします。
症状が悪化すると、鼻筋が腫れてきたり、蓄膿症になったります。
この状態になったら、鼻が詰まり呼吸がしづらくなるため、口を開けてぜーぜーとあえぐような呼吸の症状がみられることもあります。
主な症状 |
☆粘り気のある鼻水 |
☆くしゃみ |
☆鼻が詰まって呼吸が荒くなる |
☆鼻筋が盛り上がる |
☆結膜炎や鼻炎の併発 |
☆鼻や顔を気にするそぶりを見せる |
犬の副鼻腔炎の主な原因
犬の副鼻腔炎の主な原因鼻炎が長引くことによって副鼻腔炎となることが多いです。
ウィルスや細菌、真菌などの感染症が多いようです。その他にも異物や腫瘍などが原因となることがあります。
犬の副鼻腔炎の主な治療法
副鼻腔炎の主な治療は、まだ症状が軽い場合は、抗生剤や消炎剤を投与することによって良くなります。
しかし、鼻筋が腫れてきたり、蓄膿症を発症している場合には、膿を除去したり副鼻腔内の洗浄を行う必要があります。
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