犬の「出せ」のしつけ 完全ガイド

 「出せ」とは、飼い主が命令する事により、犬にくわえているものを離させることです。
 散歩中などに犬が道端に落ちている有害な物(タバコの吸い殻、落ちている食物など)を口に入れてしまった場合など、「出せ」のしつけができていればすぐに取り出すことができるでしょう。


  • しつけの準備
  • 「出せ!」のしつけの手順

犬の出せのしつけについて

 NG例: 犬が何かをくわえ込んでなかなか離そうしない時、叩くなど体罰を与えた場合、手を怖がるようになり、頭を撫でる事すら怖がるようになる可能性があります。
 また、体罰は飼い主自体を嫌いになってしまう可能性があります。

 しつけに入る前に「犬のしつけの基本理論」を把握しておいてください。⇒犬のしつけの基本

しつけの準備

 窓を閉じて外からの音を遮断し、テレビやラジオは消しましょう。また、気が散るようなおもちゃなどは全て片付けましょう。
 犬の集中力は10分~15分ほどです。集中力が無くなってきたと感じたら、潔くしつけを中断しましょう。

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  1.  犬が口にくわえやすく、一端を飼い主が手に持てるロープなどのおもちゃを準備して下さい。
  2.  「出せ」の指示語は固定して下さい。その時々、それぞれの人によって、指示語が違うと犬も混乱してしまい、しつけは失敗してしまいます。

指示語例:「ダセ!」、「ダシナサイ!」、「ハナセ!」、「Drop it(ドロッピット)」、「Release(リリース)」

「出せ!」のしつけの手順

  1. 犬にロープなどのおもちゃを口にくわえさせ、片方の端を飼い主が手で持って固定します。遊んでいると勘違いされないように、手に持ったおもちゃを押したり引いたりせず、じっと動かないように固定して下さい。
  2. 空いている方の手でおやつをもち、犬の鼻先に近付けましょう。犬が口を開け、おもちゃを離した瞬間「いいこ」とほめ、おやつを与えましょう。
  3. 犬がくわえているものを離してくれるようになったら、おもちゃをくわえさせ、おやつを鼻先近付けましょう。そして犬が口を開けようとする直前に、指示語(例えば「ダセ!」など)を一度だけはっきりと言いましょう。犬がおもちゃ離したら、すぐに「いいこ」とほめ、ごほうびをあげましょう。
  4. これを10回程度繰り返し練習して下さい。
  5. 今度は犬におもちゃをくわえさせ、おやつを見せずに「ダセ!」指示語を出してください。犬が口を開けてくれたら成功です。
  6. もし犬が口を開けてくれなかったら、まだ練習が必要です。挫けずに愛犬のためにも頑張りましょう!
  7. 犬が「出せ」をマスターしたら、おやつを与える回数を「2回に1回→ 3回に1回→ 4回に1回・・・」と徐々に減らしていき、最終的には「いいこ」などの褒め言葉だけでしましょう。
    ただし大好きなおやつをたまに与えるようにして下さい。それにより、しつけが強化されます。

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