犬の肺炎～咳をしたあとに嘔吐をしたり、呼吸が早く浅くなったら～

犬の肺炎とは、酸素を取り込み二酸化炭素を排出させる肺に炎症が発生した状態を言います。
肺とは、肋骨で囲まれた空間にあり、空気中から得た酸素を体内に取り込んだり、老廃物である二酸化炭素を空気中に排出する役割をになっている重要な呼吸器官です。
ここに炎症が発生すると正常なガス交換ができなくなり、呼吸困難に陥ります。最悪の場合、命を落とす危険な病気です。一般的に咽頭炎や気管支炎よりも重症化するケースが多いようです。

ここでは、犬の肺炎の主な原因はもちろん、症状から対処法、治療費や予防法などをまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。

• 犬の肺炎の主な症状
• 犬の肺炎の主な原因
• 犬の肺炎の主な治療法
• 犬の肺炎の治療費
• 犬の肺炎の予防

犬の肺炎の主な症状

犬の肺炎の代表的な症状としては、咳をしたあとに嘔吐をしたり、呼吸が早く浅くなったり、重症化すると呼吸困難にもなります。

犬の肺炎の主な原因

主な原因としては、ウイルスや寄生虫の感染などがあげられます。
ワクチン接種をしていない免疫力の低い子犬は要注意です。