犬のトイレのしつけ 完全ガイド

 犬のトイレにしつけは極めて重要です。
 ドッグカフェや旅行時のペット同伴可能な宿泊先でも、しっかりとトイレトレーニングが出来ていないと、困ることになります。
 また、トイレトレーニングは間違った方法ですと、逆効果にもなります。ここで正しい方法を確認し、決して焦らず、額実に、根気良くがんばりましょう。


犬のトイレトレーニングの始める時期
トイレのしつけの注意点
犬のトイレトレーニングについて
トイレの場所について
トイレトレーニングの手順
トイレを変える時の注意
犬のトイレトレーニングで気を付ける事
最後に

犬のトイレトレーニングの始める時期

 結論から申し上げますと、我が家に犬を迎えた直後から始めるようにしましょう。

「まだ小さいからかわいそう」や「家に慣れてからにしよう」など可愛いあまりに色々と気にしてしまう気持ちは十分に分かります。
 しかし、トイレは毎日何度も行われる行為ですので、すぐに習慣化し、そうなってしまうとトレーニングが難しくなってしまいます。それは、結果的に愛犬に苦労させてしまう事にもなります。
 ですので、愛犬がどこでもトイレをしまうという習慣が身に付く前に、家に迎えたらすぐにトイレトレーニングを始めましょう。



 トイレのしつけの注意点

 NG例:●「間違った場所で用を足した→大きな音など不快感(罰)を与えた」
         この方法では、犬は「用を足した=叱られる」と解釈してしまう危険があります。
    その結果、飼い主に隠れておしっこをしたり、自分の便を食べる食糞症(しょくふんしょう)になる可能性があります。

 NG例:●かなり昔から、「粗相をした場所に犬を連れて行き、鼻先を押し付け、お尻を叩く」という方法があります。
     しかし、これは間違いです。犬は数分前の出来事と現在受けている罰を結びつけることが出来ません。
     この方法は、犬からしたら、単純にいじめられているという事になります。


犬のトイレトレーニングについて

 しつけに入る前に「犬のしつけの基本理論」を理解しておいてください。犬のしつけの基本理論

トイレの場所について

 犬は、寝床や休息場所などから離れた場所で用を足すのが一般的です。
 犬のトイレは寝床や食事場所からなるべく遠い場所に置きましょう。
 またドアのそばなど落ち着かない場所は避けるようにしましょう。

犬のトイレサインを読み取る

 犬が便意を催しやすいのは、寝起き、えさを食べた後、運動の後です。

犬の主なトイレサイン
  • そわそわ落ち着かなくなる
  • 後ろ足の動きがぎこちなくなる
  • しきりに自分のお尻を気にする
  • 床の匂いをくんくんと嗅ぎ始める
  • その場をくるくる回る

 犬がいつトイレをしたかという排泄記録をつけておくと、トイレのタイミングを把握しやすくなります。
 犬種によって前後はしますが、子犬の基本的なトイレの間隔は以下の通りです。

子犬のおしっこの間隔

8~10週齢未満

1時間

10~12週齢未満

2時間

3月齢

3時間

4ヶ月齢

4時間

5ヶ月齢

5時間

6ヶ月齢以上

6時間以上

トイレトレーニングの手順

    1. 犬のトイレサインが出たら、犬をトイレに連れて行きましょう。
    2. トイレで用を足せたら、「いいこ」などのほめ言葉を与えましょう。トイレに失敗したときの対処法○⇒そっと犬を隔離→粗相した場所をきれいに掃除→消臭犬は自分のおしっこやうんちの匂いのある場所に、再び用を足そうとする習性がある為、消臭スプレーを掛けておきましょう。
    3. もし犬がトイレ以外の場所に粗相をしてしまったら、飼い主はまず犬をその場所から隔離します。犬から見られない状況になったら、汚れた場所をキレイに拭きとりましょう。

注意:トイレをした後に犬をハウスに閉じ込めてしまうと、これは犬にとっての罰になる可能性があります。結果として、「トイレで用を足してはいけない」と記憶してしまう可能性があるので、気を付けましょう。

よくある間違い
甲高い声で「あらー何やってるの!」などとしかる事です。犬にとっては注目を受け、飼い主が喜んでいると思ってしまいます。
○飼い主が粗相の処理している姿を見せるのもNGです。なぜなら「おしっこをしたら、飼い主さんが来て、構ってくれる」と思ってしまう可能性があります。

トイレを変える時の注意

ペットシーツを変える時

 急にペットシーツを変えると、匂いが変わって犬がトイレとして認識してくれない可能性があります。

  1. 新しいペットシーツを1/3程度にカットして今まで使っていたペットシーツの端っこに置く。
  2. 犬が匂いや見た目に慣れてきたら、シーツの大きさを1/2→2/3と少しずつ大きくしていきます。
  3. 1週間程度かけて、ゆっくりと移行していきましょう。  トイレのトレー自体を変えると、犬が警戒して入りたがらなくなる可能性があります。

トレーを変える時

  1. 新しいトレーを部屋の中央に置き、犬に匂いを嗅がせ、警戒心を解きましょう。
  2. 新しいトレーを今まで使っていたトイレのそばまで移動し、犬が新しいトイレの存在を気にせずトイレできるようにしましょう。
  3. トイレと交換してみましょう。それでも使ってくれない場合は、犬のおしっこを軽く塗りつけ、臭いを付けてみましょう。

犬のトイレトレーニングで気を付ける事

1.絶対に叱らない!
どうしても失敗を繰り返されると、大きな声で叱りたくなる気持ちは分かります。しかし、それが落とし穴で「叱る=しつけ」は間違いであり、逆効果になります。最悪の場合、排泄すると怒られると勘違いし、自分のウンチを隠すために食べてしまったりと、問題行動を起こす可能性が高まります。
失敗してしまっても、心を穏やかにして、地道に練習しましょう。
本当に叱っても良いことは1つもありません。
2.トレーニング期間中は、目を離さない!
ちょっと目を離したすきにオシッコされてしまう事は必ず起こります。ほんの1秒でも隙があればオシッコをする事ができますから、絶対に目を離さないでいましょう。常に注意を向ける事は不可能ではありますから、なるべくトイレをしてか目を離すようにしましょう。
3.失敗を繰り返す場所は管理!
部屋の隅などで失敗しやすいなら部屋の隅に行かせないようにゲートを付けたり、マットの上で排泄するようならマットを無くしてしまうなど、予防できるところは予防していきましょう。

最後に

 トイレトレーニングは、しつけの中でもトップクラスに根気がいります。家でトイレを失敗してしまうと、臭いや衛生面で大変なストレスとなります。トイレトレーニングに近道はありません。地道に成功を繰り返していきましょう。

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