口の臭いがきつい

もしも愛犬の口の臭いがきつかったら~歯根腫瘍や口腔ガンなどの疑いアリ~

「うちの愛犬の口臭が強烈だな」、「うちの子の口の臭いがひどいわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬の口臭がきつい場合、下記の疾患が疑われます。

歯周病

犬の歯周病とは、歯の表面などで細菌が毒素を産生し、歯茎や骨に炎症が起こった状態を言います。
歯周病は、ほとんどの犬たちが罹患していると言われています。
この病気は、口の中だけの問題だと思われがちですが、鼻炎呼吸器感染症心臓病、腎臓病などの原因にもなりえる重要な病気です。

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歯根腫瘍

犬の歯根膿瘍(しこんのうよう)とは、歯の根元に当たる「歯根部」(しこんぶ)に炎症が生じ、局所的に膿が溜まってしまった状態のことです。
歯根の先端のことを根尖(こんせん)というので、歯根膿瘍は根尖膿瘍、根尖周囲膿瘍とも呼ばれます。
犬の歯は、表に出ている「歯冠部」(しかんぶ)と歯茎の中に埋まっている「歯根部」とから成り立っています。
通常であれば、最外層にある硬いエナメル質が保護しているため、歯根部に炎症が生じる事はありません。
しかし歯に大きな力が加わってヒビが入ったり折れてしまったりすると、そこから病原菌が入り込み、一番奥にある歯根部で炎症を引き起こしてしまうことがあります。
このようにして歯の根元に膿がたまった状態が「歯根膿瘍」です。

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不正咬合

犬の不正咬合(ふせいこうごう)とは、上顎(うわあご)と下顎(したあご)の歯が本来あるべき正常な位置につかず、噛み合わせが悪くなってしまった状態のことです。
 
犬の歯は、乳歯で28本、永久歯で42本あります。乳歯から永久歯への生え変わりが始まるのは、最も早い切歯(前歯)で生後3~4ヶ月齢、最も遅い後臼歯(奥歯)で生後5~7ヶ月齢頃です。
正常であれば、上下の歯がうまく噛み合わさってお互いを邪魔することはありません。
しかし一部の歯がおかしな方向に生えてしまったり、上下の顎の長さがアンバランスだと、歯並びに異常が生まれてしっかりとしたかみ合わせができなくなってしまいます。
この状態が「不正咬合」です。

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虫歯

虫歯とは、口の中で細菌が繁殖し、産生した酸などで歯が削られてしまった状態のことです。
正式名称は「齲蝕」(うしょく)と言います。
歯そのものが黒ずんでいる場合は虫歯が疑われます。
虫歯はまず歯垢(しこう, 細菌の塊)が歯の表面に付着することから始まります。
歯垢の中にいる細菌は食事中に含まれる炭水化物(主にショ糖)からエネルギーを作り出し、その代謝産物として酸を放出します。
通常であればこの酸は唾液によって中和されますが、歯垢という保護テントの中で産生された酸は唾液との接触が起こらず、そのまま歯の表面に付着してしまいます。
この酸の働きによって歯の表面のエナメル質が侵食され、次いでその下にあるゾウゲ質が食い破られます。
最終的には神経や血管の詰まった歯髄(しずい)にまで達し、痛みを引き起こすという訳です。

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口内炎

犬の口内炎とは、歯肉や頬の内側など口の中にある粘膜で生じた炎症の総称です。
例えば、歯肉にできれば「歯肉炎」、唇にできれば「口唇炎」、頬の粘膜にできれば「頬粘膜炎」などと炎症の部位によって名称が変わります。

口内炎は大きく「系統性口内炎」と「潰瘍性口内炎」とに分かれます。
前者は他の病気の周辺症状として発生した一時的な口内炎のことで、後者は潰瘍(かいよう)を伴う原因不明の慢性口内炎のことです。

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口唇炎

犬の口唇炎(こうしんえん)とは、唇から顎先にかけての領域に炎症が生じた状態のことです。
毛穴に一致するようにして炎症が広がったものを「ざ瘡」、ざ瘡が悪化して毛包が破壊され、真皮成分が流出して膿疱を形成したものを「せつ」と呼び分けることもあります。
なお「せつ」がさらに悪化し、複数の毛穴を巻き込んだものが「よう」です。

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慢性腸炎

犬の慢性腸炎とは、小腸と大腸の粘膜上で、繰り返し炎症が起こる状態のことです。
 急性腸炎では、比較的激しい症状が突然発症しますが、治療すればすぐに回復していきます。
 慢性腸炎は基本的に自然に治ることはありません。
 急性胃腸炎の治療をしてもなかなか治らず、症状が軽減してもすぐに再発し長期的な経過をたどるものです。

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小腸性下痢症

犬の小腸性下痢症(しょうちょうせいげりしょう)とは、小腸に原因を持つ下痢のことです。

 腸管は、水分の分泌と吸収を繰り返すことで、管内を通過する消化物の水分含量を一定に保とうとします。
 しかし、分泌機能と吸収機能のどちらか一方でもおかしくなると、腸管内における水分バランスが崩れてグジュグジュの下痢が発生します。

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口腔ガン

犬の口腔ガン(こうくうがん)とは、口腔腫瘍や口腔内腫瘍と呼ばれており、口の中からあごにかけて発生したガンのことを言います。

 犬の口腔腫瘍は、良性と悪性のものがあります。

 犬の口腔内に発生するガンとして多いのは、主に以下の3つです。
・悪性黒色腫
扁平上皮ガン
・線維肉腫
 どのタイプでも、食べるのが遅い・口臭が悪化する・よだれが多い・口から出血しているといった初期症状から始まります。

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急性糸球体腎炎

犬の急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)とは、腎臓内部にある糸球体と呼ばれる部分に急性の炎症が発生した状態を言い、急性腎炎とも呼ばれます。
糸球体(しきゅうたい)は、腎臓を構成している機能単位であるネフロン内部に含まれた毛細血管の塊のことです。

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