犬のアジソン病

犬のアジソン病~食欲不振や元気がないなどを繰り返していたら~

犬のアジソン病とは、腎臓の上にある副腎から分泌される副腎皮質ホルモンが不足することで発症する病気です。
副腎皮質機能低下症(ふくじんひしつきのうていかしょう)とも呼ばれます。
アジソン病は命に関わる病気ですが、症状が特徴的でないため発見が難しい病気です。

「アルドステロン」や「コルチゾール」といった副腎皮質ホルモンは、炎症の制御、炭水化物の代謝、タンパク質の異化、血液の電解質レベル調整、免疫反応など広範囲の生理学系に深く関わっています。
なおアジソン病とは逆に、コルチゾールの産生が過剰になった状態がクッシング症候群です。

ここでは、犬のアジソン病の主な原因はもちろん、症状から対処法などをまとめていますので、是非ご参考になさって下さい。


  • 犬のアジソン病の主な症状
  • 犬のアジソン病の主な原因
  • 犬のアジソン病の主な治療法

犬のアジソン病の主な症状

犬のアジソン病は、特徴的な症状がありません。
そのため、放置していると、徐々に進行していき、副腎クリーゼというショック状態に陥り、命を落とすこともあります。

主な症状
☆元気が無くなる
☆食欲不振
☆身震い
下痢
嘔吐
☆体重減少
☆水をたくさん飲む
☆尿の回数や量が増える
☆運動を嫌がる

犬のアジソン病の主な原因

犬のアジソン病の主な原因は、自分の免疫が自分の臓器を攻撃してしまう事による副腎の萎縮が原因と言われています。

  • メス犬
    7~8割がメス犬に発症するとも言われています。

  • ホルモン分泌量の減少
    手術による摘出、出血、腫瘍などによって副腎からのグルココルチコイドとミネラルコルチコイドなどホルモン分泌が減少すると発症します。

  • ステロイドの投与中止・薬の副作用
    副腎皮質ホルモンと同じ作用を持つステロイドの投与をやめることで発症することがあります
    また逆に副腎皮質の働きを弱める治療薬を投与することでも発症します。

犬のアジソン病の主な治療法

犬のアジソン病の主な治療は、グルココルチコイドの補給を行います。
アジソン病は、薬で上手くコントロールできれば重症化することなく寿命を全うできます。

  • 輸液とデキサメタゾンの投与
    急に発症する「副腎クリーゼ(急性副腎不全)」の場合は入院治療が必要です。
    輸液と同時にデキサメタゾン(グルココルチコイドの一種)を静脈内に投与します。

  • 障害にわたる投薬治療
    緩やかに発症する慢性型においては、不足している副腎皮質ホルモンを補うため、グルココルチコイド製薬を生涯に渡って投薬します。
    なお、ストレスは副腎クリーゼの危険性を高めてしまうため、環境を整備してなるべくストレスのかからないライフスタイルを継続することも大事です。

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