水を異常に飲む(多飲)

もしも愛犬が水を異常に飲んだら~副甲状腺機能亢進症や高窒素血症などの疑いアリ~

「うちの愛犬が大量に水を飲むな」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬がいつもより異常に水を飲む場合、下記の疾患が疑われます。

フィラリア症

犬のフィラリア症とは、「犬糸状虫」(Dirofilaria immitis)と呼ばれる線虫の一種が肺の血管や心臓の中に寄生することで発症する病気のことです。

主に蚊に刺されることで、感染します。
血管や心臓に寄生するため、治療に時間がかかる事が多く、命の危険もある恐ろしい病気です。

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糖尿病

犬の糖尿病とは、ホルモンの一種であるインスリンの働きが悪くなることで、血液中の糖が多くなってしまう病気です。
インスリンは膵臓(すいぞう)から分泌されており、血液中のグルコース(糖)を細胞内に取り入れる働きをしています。

インスリンの働きが弱まってしまうと、本来細胞の中に入るはずのグルコースが血液中に残ったままになり、血液中の糖濃度が高くなってしまいます。
この状態を高血糖(こうけっとう)といい、長期的に続くと体の至る所に障害を引き起こします。

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クッシング症候群

犬のクッシング症候群とは、腎臓のそばにある副腎から分泌される副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の過剰分泌によって引き起こされる症状をいい、副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)とも呼ばれます。

副腎皮質ホルモン(コルチゾール)とは、腎臓の上にある副腎と呼ばれる小さな分泌器官で生成されるホルモンで、炎症の制御、炭水化物の代謝、タンパク質の異化、血液の電解質のレベル、免疫反応など広範囲の生理学系に深く関わっています。

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アジソン病

犬のアジソン病とは、腎臓の上にある副腎から分泌される副腎皮質ホルモンが不足することで発症する病気です。
副腎皮質機能低下症(ふくじんひしつきのうていかしょう)とも呼ばれます。
アジソン病は命に関わる病気ですが、症状が特徴的でないため発見が難しい病気です。

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副甲状腺機能亢進症

犬の副甲状腺機能亢進症(ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう)とは、のどにある副甲状腺から分泌される副甲状腺ホルモンの作用が強くなりすぎた状態を言います。
副甲状腺機能亢進症は、上皮小体機能亢進症とも呼ばれます。

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尿崩症

犬の尿崩症(にょうほうしょう)とは、脳下垂体や腎臓に問題があり、抗利尿ホルモンの異常によって引き起こされる病気のことです。
抗利尿ホルモン( バソプレッシン)とは、脳内の視床下部(ししょうかぶ)という部位で生成され、脳下垂体(のうかすいたい)という部位を通して分泌されるホルモンの一種で、腎臓に作用することで尿量を調整する働きを持ちます。

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慢性胃炎

犬の慢性胃炎とは、胃の粘膜に繰り返し炎症が起こる状態のことです。
急性胃炎が治まらず、1週間以上持続したときにこう呼ばれます。

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胃捻転

犬の胃捻転(いねんてん)とは、膨れ上がった胃がねじれてしまった状態のことです。
特に大型犬に比較的多く見られますが、小型犬でも起こります。
空気を飲み込んだり胃の中でガスが異常発酵することによって病的に膨らんだ状態(胃拡張, いかくちょう)を前段階とすることもあり、その場合は「胃拡張胃捻転症候群」(GDV)と呼ばれることもあります。

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腸閉塞

犬の腸閉塞(ちょうへいそく)とは、腸に何かが詰まって正常に機能しなくなった状態のことです。
閉塞の状態によっては腸が破れてしまうことなどにより、最悪の場合は命にかかわることもあります。

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慢性腸炎

犬の慢性腸炎とは、小腸と大腸の粘膜上で、繰り返し炎症が起こる状態のことです。
急性腸炎では、比較的激しい症状が突然発症しますが、治療すればすぐに回復していきます。
慢性腸炎は基本的に自然に治ることはありません。

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小腸性下痢症

犬の小腸性下痢症(しょうちょうせいげりしょう)とは、小腸に原因を持つ下痢のことです。

腸管は、水分の分泌と吸収を繰り返すことで、管内を通過する消化物の水分含量を一定に保とうとします。
しかし、分泌機能と吸収機能のどちらか一方でもおかしくなると、腸管内における水分バランスが崩れてグジュグジュの下痢が発生します。

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門脈体循環シャント

本来、体の中でつくられたアンモニアなどの毒素が胃腸から吸収され、門脈と呼ばれる血管を通って肝臓に運ばれ無毒化されます。
しかし、この病気は肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、解毒を受けないまま全身を巡ってしまい、さまざまな症状が引き起こされます。

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肝性脳症

犬の肝性脳症とは、肝臓の機能不全により血液の成分が変化し、アンモニアなどの腸管の毒素が血液に乗って脳にまわり、脳に障害を与えてしまった状態を言います。
肝性脳症は従来、肝機能低下により血液中のアンモニアなどが増えて発症すると考えられてきました。
しかし、血中アンモニア濃度と症状の程度は必ずしも相関しないため、アンモニア以外にもメルカプタン、スカトール、インドール、短鎖脂肪酸、芳香族アミノ酸なども関わっているのではないかと推測されています。

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泌尿器疾患

泌尿器とは、尿に関わる器官(腎臓・尿管・尿道・膀胱など)のことを指します。
泌尿器に疾患がある場合は、おしっこの回数が多い・少ない、水をたくさん飲む、血尿が出た、元気がない、食欲がない、などの症状をみせる事が多いです。

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高窒素血症

腎臓の機能が低下することで窒素を含む老廃物の排出がうまくいかず、血中の窒素濃度が高まってしまった状態を言います。
腎臓内では糸球体と呼ばれる血管網に血液を通し、血圧によって老廃物をろ過します。
しかし腎臓を通る血液の量が減少したり、血圧が弱まると、糸球体でのろ過能力が悪化したり、全くの機能不全に陥ることがあります。

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前立腺膿瘍

犬の前立腺膿瘍(ぜんりつせんのうよう)とは、前立腺が化膿して膿(うみ)がたまってしまった状態を言います。

前立腺(ぜんりつせん)とは、膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むかたちで存在しているオスにのみある生殖器です。

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子宮蓄膿症

犬の子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)とは、子宮の中で細菌に感染してしまい、その結果、炎症の副産物である膿(うみ)がたまってしまった状態のことです。
避妊手術を受けていない高齢犬がかかりやすく、命の危険もある病気です。

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