尿に血が混じっている(血尿)

もしも愛犬の尿に血が混じっていたら~膀胱結石や前立腺腫瘍などの疑いアリ~

「うちの愛犬の尿に血が混じっているな」、「うちの子の尿が赤っぽいわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬の尿に血が混じっている場合、下記の疾患が疑われます。

血小板減少症

犬の血小板減少症(けっしょうばんげんしょうしょう)は、血液中に存在する小さな細胞である血を固める作用を持つ血小板の数が病的に減ってしまった状態を言います。
治療が遅れると重症になることもあるため、早期発見・治療が重要です。

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膀胱結石

犬の膀胱結石(ぼうこうけっせき)は、尿をためる袋とも言うべき膀胱に結石を生じた状態を言います。
または、腎結石や尿管結石が移動して膀胱に入ると、膀胱結石になります。
結石は石のように固くて丸く、大きさは数 mmから数 cmで、時には膀胱と同じくらいの大きさまで巨大化することもあります。

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門脈体循環シャント

本来、体の中でつくられたアンモニアなどの毒素が胃腸から吸収され、門脈と呼ばれる血管を通って肝臓に運ばれ無毒化されます。しかし、この病気は肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、解毒を受けないまま全身を巡ってしまい、さまざまな症状が引き起こされます。

胃腸からの血液には、アンモニア、メルカプトン、短鎖脂肪酸など数多くの毒素が含まれており、適切な解毒を受けなければ体に害を及ぼしてしまいます。

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前立腺炎

犬の前立腺炎(ぜんりつせんえん)とは、前立腺に細菌が感染し、激しい痛みを伴う炎症を引き起こしてしまった状態を言います。
前立腺とは、オスの膀胱の根元にある副生殖腺で、尿道を取り囲むかたちで存在しているオスにのみある生殖器です。

主な働きは前立腺液を分泌し、精嚢(せいのう)から分泌された精嚢液を、精巣で作られた精子と混合して精液を作ること、および射精時における収縮や尿の排泄を補助することなどです。

前立腺炎には「急性」と「慢性」があります。

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前立腺腫瘍

犬の前立腺膿瘍(ぜんりつせんのうよう)とは、前立腺が化膿して膿(うみ)がたまってしまった状態を言います。

前立腺(ぜんりつせん)とは、膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むかたちで存在しているオスにのみある生殖器です。
主な働きは前立腺液を分泌し、精嚢(せいのう)から分泌された精嚢液を、精巣で作られた精子と混合して精液を作ること、および射精時における収縮や尿の排泄を補助することなどです。
前立腺内で発生した炎症(前立腺炎)の副産物として膿が発生し、これが尿道を通じて適切に体外に排出されないと、前立腺内に膿がどんどんたまっていきます。

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