口を気にする

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もしも愛犬が口を気にする仕草をしたら~口内炎や口唇炎などの疑いアリ~

「いつもよりも愛犬が口を気にする素振り見せるな」、「うちの子がやたらと口を気にするわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬がしきりに口を気にする場合、下記の疾患が疑われます。

口内炎

犬の口内炎とは、歯肉や頬の内側など口の中にある粘膜で生じた炎症の総称です。
例えば、歯肉にできれば「歯肉炎」、唇にできれば「口唇炎」、頬の粘膜にできれば「頬粘膜炎」などと炎症の部位によって名称が変わります。

口内炎は大きく「系統性口内炎」と「潰瘍性口内炎」とに分かれます。
前者は他の病気の周辺症状として発生した一時的な口内炎のことで、後者は潰瘍(かいよう)を伴う原因不明の慢性口内炎のことです。

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口唇炎

犬の口唇炎(こうしんえん)とは、唇から顎先にかけての領域に炎症が生じた状態のことです。
毛穴に一致するようにして炎症が広がったものを「ざ瘡」、ざ瘡が悪化して毛包が破壊され、真皮成分が流出して膿疱を形成したものを「せつ」と呼び分けることもあります。
なお「せつ」がさらに悪化し、複数の毛穴を巻き込んだものが「よう」です。

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