やせた(げっそりした)

もしも愛犬が異常に痩せたら~慢性胃炎やガンなどの疑いアリ~

「愛犬が急激にやせてきたな」、「アバラ骨が浮き出ているわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬が急激にやせてきた場合、下記の疾患が疑われます。

寄生虫症

寄生虫には体の外部に寄生する「外部寄生虫」と、内部に寄生する「内部寄生虫」とに大別されます。
時には命の危険もあります。

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糖尿病

犬の糖尿病とは、ホルモンの一種であるインスリンの働きが悪くなることで、血液中の糖が多くなってしまう病気です。
インスリンは膵臓(すいぞう)から分泌されており、血液中のグルコース(糖)を細胞内に取り入れる働きをしています。

インスリンの働きが弱まってしまうと、本来細胞の中に入るはずのグルコースが血液中に残ったままになり、血液中の糖濃度が高くなってしまいます。

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アジソン病

犬のアジソン病とは、腎臓の上にある副腎から分泌される副腎皮質ホルモンが不足することで発症する病気です。
副腎皮質機能低下症(ふくじんひしつきのうていかしょう)とも呼ばれます。
アジソン病は命に関わる病気ですが、症状が特徴的でないため発見が難しい病気です。

「アルドステロン」や「コルチゾール」といった副腎皮質ホルモンは、炎症の制御、炭水化物の代謝、タンパク質の異化、血液の電解質レベル調整、免疫反応など広範囲の生理学系に深く関わっています。
なおアジソン病とは逆に、コルチゾールの産生が過剰になった状態がクッシング症候群です。

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慢性胃炎

犬の慢性胃炎とは、胃の粘膜に繰り返し炎症が起こる状態のことです。
急性胃炎が治まらず、1週間以上持続したときにこう呼ばれます。

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幽門異常

犬の幽門狭窄(ゆうもんきょうさく)とは、胃の出口に当たる幽門という部位が正常に機能しなくなった状態のことです。
胃は入口である「噴門部」(ふんもんぶ)、胃本体、そして出口である「幽門部」(ゆうもんぶ)から構成されています。
幽門異常とは、出口ゲートに相当する幽門が、何らかの理由によってふさがり、胃の内容物を十二指腸に送り出せなくなってしまった状態のことです。

幽門異常と言われる事もあります。

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胃運動低下症

犬の胃運動低下症とは、胃の動きが低下することで、内容物が胃の中に長時間とどまってしまう状態のことです。
食べ物や飲み物が胃の中に入ってくると、胃の上部にある筋肉は緩やかに伸縮しながら内容物を下の方へ送り出します。一方、胃の下部にある筋肉は、強く伸縮することによって胃の出口である幽門(ゆうもん)を押し広げ、内容物を十二指腸へと送り出します。

胃の上下におけるこうした運動は、胃袋に埋め込まれているペースメーカー細胞と自律神経によって絶妙にコントロールされており、通常は食べたものが8時間以上胃の中にとどまることはありません。
しかし、指令を出す神経や、その指令を受け取る筋肉のどちらかに障害があると、胃の正常な動きが阻害され、内容物の停滞が起こってしまいます。
この現象が「胃運動低下症」 です。

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肝臓・膵臓の病気

肝臓の主な働きは3つあります。1つ目は、犬たちの体に必要な蛋白の合成や栄養を貯蔵する事、2つ目は有害物質が体内に入って際のの解毒と分解、そして3つ目が食べ物の消化に必要な胆汁の合成や分泌になります。
犬たちが食べたものは胃や腸で吸収されやすい形に変えられた後、肝臓へ送られます。そして肝臓で体に必要な様々な成分に加工されると、動脈を通って必要な場所に配られていきます。
例えば、食事などからとった糖質は、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、夜間にエネルギー源として血中に放出されます。
利用されて不要になった老廃物は、今度は静脈を通って肝臓へ戻され胆汁へ排泄されます。
その老廃物の一部は再び吸収されて肝臓で再利用されます。このように肝臓は栄養素の生産、リサイクルの中心となっています。

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肝性脳症

犬の肝性脳症とは、肝臓の機能不全により血液の成分が変化し、アンモニアなどの腸管の毒素が血液に乗って脳にまわり、脳に障害を与えてしまった状態を言います。
肝性脳症は従来、肝機能低下により血液中のアンモニアなどが増えて発症すると考えられてきました。
しかし、血中アンモニア濃度と症状の程度は必ずしも相関しないため、アンモニア以外にもメルカプタン、スカトール、インドール、短鎖脂肪酸、芳香族アミノ酸なども関わっているのではないかと推測されています。

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キー・ガスケル症候群

犬のキー・ガスケル症候群(Key-Gaskell syndrome)とは、原因不明の自律神経失調症のことです。
自律神経とは交感神経と副交感神経が対となって機能している神経系のことで、胃や腸といった消化器の運動や発汗などのように、生活をしていく上でに必要な働きをする重要な神経です。

根本的な治療法がいまだ見つかっていませんが、だからと言って、軽視して様子見などをしていると、どんどん症状が悪化していくことになります。

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ガン

犬の高齢化や診断技術の進歩に伴って、犬でもがんと診断されることが増加しています。
そして、犬の死亡原因として最も多いものがガンになっています。

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レッグパーセス病

犬のレッグパーセス病とは、小型犬に多く発症する病気で、太ももの骨の先端にある大腿骨頭(だったいこっとう)への血流が不足し、骨が壊死を起こしてしまう病気を言います。 
レッグ・ペルテス病(Legg-Calve-Perthes syndrome)とも呼ばれます。

太ももの先端の大腿骨への血流が阻害され、骨が徐々に壊死していきます。

主に体重が10キロに満たない小型犬に発症する病気で、多くは生後4ヶ月~12ヶ月(最多は7ヶ月)の間に症状を示し、その原因は不明です。

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筋ジストロフィー

犬の筋ジストロフィーとは、細胞骨格を形成するタンパク質が不足しているか全く欠落しているため、筋肉が正常に働かなくなる病気です。
多くの種類がありますが、犬では「ベッカー型筋ジストロフィー」(日本スピッツなど)、「常染色体劣性型筋ジストロフィー」(ラブラドールレトリバーなど)などがあり、中でもX連鎖型筋ジストロフィーが最も有名です。
「X連鎖型」とは、性染色体である「X」に関連して発症することを意味しています。
多くの場合、生後10週~12週ごろに発症し、運動能力が著しく劣るため食事や授乳がままならず、結果的に栄養失調や肺炎、心臓の機能不全などで死んでしまいます。

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多発性筋炎

犬の多発性筋炎とは、遺伝的な要因により皮膚や体を動かす筋肉である複数の骨格筋に炎症を起こしてしまった状態のことです。
皮膚症状が強い場合は「皮膚筋炎」とも呼ばれます。
炎症が何によって引き起こされているのかはよく分かっておらず、免疫系統の乱れ、感染症、腫瘍などの可能性が考えられています
多くの場合、生後6ヶ月ごろまでに股間やわきの下に皮膚炎症状が見られますが、他の疾患との鑑別が難しいとも言われます。

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