一部に赤い腫れがある

もしも愛犬の体の一部に赤い腫れがあったら~膿皮症や肥満細胞腫などの疑いアリ~

「愛犬の皮膚が赤く腫れているな」、「愛犬の皮膚が一部だけ赤くなっているわ」と感じたら、要注意です!

犬の皮膚に赤い腫れあがっている場合、下記が疑われます。

膿皮症

膿皮症は、皮膚上で菌が異常繁殖し、化膿して膿を排出してしまった状態です。
犬の皮膚にいる常在菌の一つである「ブドウ球菌」が、免疫機能の異常や内分泌系の疾患などによって、異常増殖してしまったことにより皮膚に湿疹ができる病気です。
犬の皮膚は上から「表皮」、「真皮」、「皮下組織」に分かれており、その全てにおいて膿皮症が発症する可能性があります。

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骨折

犬は比較的骨折しやすい動物です。元気いっぱいに遊んでいて、ちょっとした段差からジャンプした時や抱っこしていた時に誤って落としてしまった時、愛犬が足元にいることに気が付かずに誤って踏んでしまった時など、骨折のきっかけになるような危険が意外と多く潜んでいます。

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やけど

犬の火傷(やけど)とは、熱・化学薬品・放射線などにより、皮膚を始めとする体表組織が局所的に損傷を受けた状態を言います。
ストーブ、焚き火、アウトドアのグリル、熱々のお風呂への落下などによる重いやけどの他、電気コタツ、ペット用電気カーペット、電気ストーブ、ドライヤーなどによる低温やけどもあります。
また化学薬品や火事の煙、夏場の暑く焼けたアスファルトやマンフォールも原因としてあげられます。

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皮膚の一部が赤く腫れている場合

脂漏症

犬の脂漏症(しろうしょう)とは、皮膚の新陳代謝が異常に速くなり、全身の皮脂腺の分泌が過剰になったり、皮膚の角化が異常に亢進した状態をいいます。「脂漏性皮膚炎」、「マラセチア皮膚炎」とも呼ばれます。
症状としては、皮脂が多く皮膚が脂っぽくなったり、逆に皮膚が乾燥したりします。
マラセチアは犬の外耳道、肛門嚢、指の間、唇、皮膚粘膜などに常在しているありふれた酵母です。通常であれば、犬の皮脂腺から分泌される脂質を栄養分としながらのんびり暮らしていますが、何らかのきっかけによって突如病原体と化してしまうことがあります。
この変化を生み出している要因は定かではありません。おそらく「宿主の免疫力低下」、「脂質の過剰分泌」、「皮膚表面の湿度の上昇」、「皮脂の成分の変化」、「角質層への微小ダメージ」などが複雑に絡み合って発生するのだろうと推測されています。

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疥癬(かいせん)

犬の疥癬(かいせん)とは、皮膚にイヌセンコウヒゼンダニが寄生して炎症を引き起こした状態を言い、非常に痒みの強いのが特徴です。
ちなみに、このヒゼンダニは人へも感染します。

ダニは季節や犬の年齢・品種に関わりなく感染し、皮膚の最外層である角質層に穴を掘り、そこで産卵しながら約3週間生息します。
その間、皮膚の破壊、刺激性分泌物の放出、糞の排泄といった要因が免疫細胞を呼び寄せます。
これが「炎症反応」です。
免疫細胞は異物を除去しようとして各種の化学物質を放出しますが、異物だけでなく周辺の神経も刺激してしまいます。
このようにして激しいかゆみが引き起こされます。

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ノミ皮膚炎

犬のノミアレルギー性皮膚炎とは、ノミの唾液によってアレルギー反応を起こし、患部が赤くなったりかゆくなったりする病気を言います。
皮膚のかゆみが非常に激しく、ノミ駆除だけでなく皮膚炎の治療も必要になります。

皮膚上にノミがいるかどうかは、「1~2ミリ程度の褐色の虫を視認できること」「濡れたティッシュなどで被毛をふき取ると、じわっと赤いしみが広がるような糞(フリーダート)が被毛中に確認できること」「0.5ミリほどの米粒を小さくしたような卵が視認できること」などで判定します。
しかし、犬が自分自身で患部を掻いたり舐めたりするため、症状があるにもかかわらず、ノミの本体を見つけることができないこともしばしばです。

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刺咬症

犬の刺咬症(しこうしょう)とは、蚊やブヨなどの虫に刺された部位が炎症を起こした状態を言います。
人間で言う虫刺されです。
刺された虫によっては命に関わることもあります。

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アレルギー

犬の接触性アレルギーとは、特定のものに接触することによってアレルギー反応が引き起こされた状態のことです。
「アレルギー」とは、免疫反応が激しすぎて、本来守るべき生体に害を及ぼしてしまう状態のことで、アレルギーを引き起こす原因物質は「アレルゲン」と呼ばれます。
アトピー性皮膚炎では、アレルゲンとの接触から30分~1時間という比較的短い時間で症状が出てきますが、接触性アレルギーでは症状が出るまでに24時間以上かかることも少なくありません。
こうしたアレルギー反応の違いを生み出しているのが、「I型」と「IV型」というタイプの違いです。

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骨折

犬は比較的骨折しやすい動物です。元気いっぱいに遊んでいて、ちょっとした段差からジャンプした時や抱っこしていた時に誤って落としてしまった時、愛犬が足元にいることに気が付かずに誤って踏んでしまった時など、骨折のきっかけになるような危険が意外と多く潜んでいます。

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多発性筋炎

犬の多発性筋炎とは、遺伝的な要因により皮膚や体を動かす筋肉である複数の骨格筋に炎症を起こしてしまった状態のことです。
皮膚症状が強い場合は「皮膚筋炎」とも呼ばれます。
炎症が何によって引き起こされているのかはよく分かっておらず、免疫系統の乱れ、感染症、腫瘍などの可能性が考えられています

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肥満細胞腫

犬の肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)とは、粘膜下組織や結合組織などに存在する肥満細胞がガン化した状態のことです。
肥満細胞はアレルギーや炎症などに関係している細胞であり、体中のいたるところにあります。
体が太っている“肥満”とは全く関係ありません。

肥満細胞腫には、皮膚にできるものと内臓に出来るものがありますが、犬においてはほとんどが皮膚型です。
好発年齢は8.5~9.5歳で、多くの場合、硬くて境界線がはっきりしたできものが皮膚上にぽつんとイボや脂肪の塊のように現れます。
好発部位は胴体や股間で、割合は約50%。それに四肢の40%、頭頚部の10%が続きます。
腫瘍を見た目から悪性かどうかを判断するのは難しく、虫刺されに間違われることもしばしばです

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