四肢(足)の硬直・手足を突っ張る

もしも愛犬が足を硬直させたり、突っ張らせたら~髄膜脳炎や椎間板ヘルニアなどの疑いアリ~

「うちの愛犬が足を硬直させたんだけど、心配だな」、「うちの子が足を突っ張らせているわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬が足を硬直させたり、突っ張った場合、下記の疾患が疑われます。

てんかん

犬のてんかんとは、脳内の神経に異常な興奮が起こり、体のコントロールを失ってしまい発作的に繰り返される全身性の痙攣(けいれん)や意識障害の症状をしめす疾患のことです。
ちなみにですが、てんかんというのは病気の名前で、てんかん発作はてんかんの症状にあたります。

脳内では数十億個の神経細胞が、軸索やシナプスと呼ばれる電気ケーブルで結ばれています。
しかし様々な原因で神経細胞が異常発火(てんかん放電)を起こし、まるで花火が暴発したかのように無秩序に興奮が起こることがあります。

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髄膜脳炎

犬の中枢神経は脳と脊髄から成り立っており、それらを守るように髄膜(または 脳脊髄膜)が外側を覆って、内部には髄液(または 脳脊髄液)と呼ばれる液体が循環しています。脳に発生した炎症が「脳炎」、脊髄に発生した炎症が「脊髄炎」、そして髄膜に発生した炎症が「髄膜炎」です。「髄膜脳炎」と言った場合は、脳と髄膜の両方に炎症が発生した状態を指しています。
脳と脊髄は髄液によって連絡しているため、脳の炎症が脊髄にも波及し、「髄膜脳脊髄炎」に発展することもあります。

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低カルシウム血症

犬の低カルシウム血症とは、血液中のカルシウム濃度が低下する病気のことです。
体内におけるカルシウムは99%がリンと結合し、骨の成分であるハイドロキシアパタイトを形成しています。
「カルシウム=骨」というイメージがあるのはこのためでしょう。
しかし残りの1%も、骨格形成と同じぐらい重要な役割を担っています。

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破傷風

犬の破傷風(はしょうふう)とは、破傷風菌(Clostridium tetani)によって引き起こされる細菌感染症です。
ヒトにも他の動物にも感染する人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう)の一つであり、日本では感染症法によって、診断した医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出ることが義務化されています。

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椎間板ヘルニア

犬の椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)とは、背骨の間に挟まって背骨同士をつないでいる椎間板と呼ばれるクッションがつぶれ、変形してしまった状態のことです。

椎間板は、クッションの外側に相当する繊維輪(せんいりん)と、クッションの中身に相当する髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の組織から構成されます。
外傷や肥満、老化などにより椎間板が破れてしまうと、中の髄核が外に飛び出し、近くにある神経や脊髄を圧迫してしまうことがあります。

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