落ち着きがない

もしも愛犬の落ち着きがなかったら~副甲状腺機能低下症や強迫神経症などの疑いアリ~

「うちの愛犬がソワソワしているな」、「うちの子の落ち着きがないわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬の落ち着きがない場合、下記の疾患が疑われます。

副甲状腺機能低下症

犬の副甲状腺機能低下症(ふくこうじょうせんきのうていかしょう)とは、のどにある副甲状腺と呼ばれる器官から分泌される副甲状腺ホルモンの作用が弱くなりすぎた状態を言います。
副甲状腺機能低下症は、上皮小体機能低下症とも呼ばれます。
副甲状腺(上皮小体とも呼ばれる)とはのどの甲状腺の少し上についている分泌器官であり、副甲状腺ホルモンを生成します。
副甲状腺ホルモンはパラトルモンとも呼ばれ、主に血液のカルシウムの濃度を増加させる働きをもち、骨、腸、腎臓などに作用します。

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強迫神経症

犬の強迫神経症とは、日常生活に影響を及ぼすほど、何かに取り付かれたかのように同じ行動を繰り返すことを言います。
反復される行動は常同行動と呼ばれ、さらに自分の意思では止められなくなってしまった場合は強制行動とも呼ばれます。
Luescherらの研究(1991)によると、こうした異常行動の要因は葛藤状態や社会的、環境的剥奪であり、ゾウやホッキョクグマ、ブタなどにも見られるといいます。
犬でもしばしば舐性皮膚炎(しせいひふえん)などの形で観察されますが、ストレスの多い生活習慣がこの症状の原因となっている場合は、一種の生活習慣病ともいえるでしょう。
また、犬が自分のしっぽを追い掛け回す姿は、時に人々を和ますこともありますが、その持続時間や頻度が常軌を逸している場合は、早急に対応しなくてはなりません。

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