口の中が赤い

もしも愛犬の口の中が赤かったら~熱中症などの疑いアリ~

散歩から帰ると、愛犬が何やら不機嫌。
そんな彼の口の中をのぞいてみると、赤く発炎していることに気付く。
この赤みは、ただの刺激反応なのか、それとも何か深刻な病気の前触れなのか。
愛犬の快適な生活をサポートするために、この症状の背後に隠れる疾患や対策を知っておきましょう。


  • 熱中症

熱中症

犬の熱中症とは、上がりすぎた体温をうまく下げることができず、体中の機能が低下してしまった状態のことです。
平熱が37.5~39.2℃の犬においては深部体温(直腸温)が41℃を超えた場合に熱中症と診断されます。
41℃を超えると熱によって脳にまでダメージが及び始め、43℃を超えると体中の様々な器官が機能不全に陥って急激に死亡率が高まります。
さらに49~50℃というと極端な温度にまで高まると、たった5分でも細胞の構造が崩れて組織の壊疽が始まり、そうなると生存する事が困難となります。

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