尿の量が少なく、回数が多い

もしも愛犬の尿の量が少なく、回数が多かったら~会陰ヘルニアや前立腺腫瘍などの疑いアリ~

「うちの子のおしっこが1回あたりの量は少ないんだけど、回数がとても多い気がすわな」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬の尿の回数が多く、1回当たりの量が少ない場合、下記の疾患が疑われます。

膀胱炎

膀胱(ぼうこう)とは腎臓から送られてくる尿を一時的に溜める袋状の器官であり、左右の腎臓から尿管を通して尿を受け取り、尿道を通して体外に排出します。

膀胱炎は、おもに尿道から入った細菌が尿管を伝って逆行し、膀胱に達して炎症を引き起こした状態のことを指します。
膀胱は通常、伸縮性があるのである程度の尿を溜めておくことが可能ですが、膀胱炎になると膀胱が硬くなってしまい、尿を溜めることが難しくなります。

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腎盂腎炎

犬の腎盂腎炎(じんうじんえん)とは、腎臓の中の腎盂と呼ばれる部分に炎症が発生し、腎臓が機能不全を起こした状態を言います。
腎盂(じんう)とは、腎臓と尿管の接続部で、漏斗状に広がっている部分のことです。腎盂で炎症が起こると、ほとんどの場合は周囲に炎症が波及し、腎臓全体が機能不全に陥ります。

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門脈体循環シャント

本来、体の中でつくられたアンモニアなどの毒素が胃腸から吸収され、門脈と呼ばれる血管を通って肝臓に運ばれ無毒化されます。
しかし、この病気は肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、解毒を受けないまま全身を巡ってしまい、さまざまな症状が引き起こされます。

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会陰ヘルニア

犬の会陰ヘルニア(えいんへるにあ)とは、肛門の周囲を覆っている骨盤隔膜(こつばんかくまく)と呼ばれる膜に異常があり、お腹の中の臓器や脂肪が外側に飛び出してしまった状態のことです。

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子宮蓄膿症

犬の子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)とは、子宮の中で細菌に感染してしまい、その結果、炎症の副産物である膿(うみ)がたまってしまった状態のことです。
避妊手術を受けていない高齢犬がかかりやすく、命の危険もある病気です。

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包皮炎

犬の包皮炎(ほうひえん)とは、ペニスを包んでいる包皮の内側に細菌が繁殖し炎症が生じた状態を言います。
 犬の包皮は多くの場合細菌感染をしており、膿が出ていることはそれほど珍しくありません。
しかし細菌には病原性のものとそうでないものとがおり、前者が包皮内で増殖した場合を特に包皮炎と呼びます。

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前立腺肥大

犬の前立腺肥大(ぜんりつせんひだい)とは、年齢とともに前立腺の細胞が徐々に増え、肥大してしまった状態を言います。
去勢をしていない高齢のオスにとっては一般的な疾患です。
精巣からのホルモン分泌異常により、副生殖腺である前立腺が肥大する病気です。

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前立腺炎

犬の前立腺炎(ぜんりつせんえん)とは、前立腺に細菌が感染し、激しい痛みを伴う炎症を引き起こしてしまった状態を言います。
前立腺とは、オスの膀胱の根元にある副生殖腺で、尿道を取り囲むかたちで存在しているオスにのみある生殖器です。

主な働きは前立腺液を分泌し、精嚢(せいのう)から分泌された精嚢液を、精巣で作られた精子と混合して精液を作ること、および射精時における収縮や尿の排泄を補助することなどです。

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前立腺腫瘍

犬の前立腺膿瘍(ぜんりつせんのうよう)とは、前立腺が化膿して膿(うみ)がたまってしまった状態を言います。
前立腺(ぜんりつせん)とは、膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むかたちで存在しているオスにのみある生殖器です。

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