耳先が変色

もしも愛犬の耳先が変色していたら~凍傷や扁平上皮ガンなどの疑いアリ~

「うちの愛犬の耳先が黒く変色しているな」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬の耳先が変色している場合、下記の疾患が疑われます。

凍傷

犬の凍傷とは、低温によって皮膚の血行が極端に悪化し、細胞や皮膚組織が損傷を受けた状態のことです。

凍傷はまず、皮膚の表面温度が0℃に近づくことから始まります。
皮膚温の低下を感じた脳は、患部の血管を収縮させて熱の放散を防ごうとしますが、結果として血液の流入量が減り、細胞への酸素と栄養の補給が滞ってしまいます。これが組織損傷のメカニズムです。
犬は被毛に覆われており、人間に比べればいくらか寒さに強いことは事実です。
しかし、長時間、寒い屋外につなぎっぱなしにしたり、非常に寒い中を強引に散歩に連れ出すなどすると、皮膚温が0℃に近づき、凍傷にかかってしまうことがあります。
心臓から遠くて冷えやすい体の末端部分が特に障害を受けます。

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扁平上皮ガン

犬の扁平上皮ガン(へんぺいじょうひがん)とは、生体の表面を覆っている上皮の一種である扁平上皮がガン化した状態のことです。
皮膚にできるガンには、メラニン細胞がガン化した「メラノーマ」線維芽細胞がガン化した「線維肉腫」などがありますが、「扁平上皮ガン」と言った場合は、皮膚の最上部を占めている扁平上皮細胞がガン化した状態を指します。
扁平上皮ガンは、皮膚が存在している場所であればどこにでも発生する可能性を秘めています。
しかし種によってある程度好発部位が固定されており、犬においては「鼻腔」、「副鼻腔」、「舌や歯肉」(口腔)、「扁桃」、「肺」、「爪」、「股間」などに多いとされています。

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