咳をする

もしも愛犬が咳をし始めたら~ケンネルコフや気管支炎などの疑いアリ~

「最近、うちの子が咳をし始めたわ」と感じたら、要注意です!
もしも愛犬が咳をする場合、下記の疾患が疑われます。

フィラリア症

犬のフィラリア症とは、「犬糸状虫」(Dirofilaria immitis)と呼ばれる線虫の一種が肺の血管や心臓の中に寄生することで発症する病気のことです。

 主に蚊に刺されることで、感染します。
 血管や心臓に寄生するため、治療に時間がかかる事が多く、命の危険もある恐ろしい病気です。

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ジステンパー

 犬のジステンパーとは、犬ジステンパーウイルス(CDV)に感染することによって発症する感染症です。
 イヌ科動物に対して高い感染性がありますが、ネコ科、イタチ科、アライグマ科、スカンク科、アザラシ科、ジャコウネコ科など、ほとんどの食肉目(しょくにくもく)の動物に感染します。
 なお人間に感染することもありますが、麻疹(はしか)に対する免疫があれば症状が出ることはまずありません。

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ケンネルコフ

犬のケンネルコフとは、犬伝染性気管気管支炎(いぬでんせんせいきかんきかんしえん)の通称で、様々なウイルスや細菌などの複合感染を原因とする伝染性の強い呼吸器疾患の総称です。
主な病原体としてはイヌアデノウイル2型、イヌパラインフルエンザウイルス、イヌヘルペスウイルス、気管支敗血症菌(きかんしはいけつしょうきん)、マイコプラズマなどが挙げられ、これらの病原体が単独、あるいは混合した状態で感染することにより発症します。

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食道アカラシア

食道アカラシアは、口と胃を結ぶ食道の中で、食べ物が渋滞を起こしてしまった状態のことです。
食道と胃の境界線に近い部分や、摂取した食べ物を胃まで運び込もうとする食道の「蠕動運動」(ぜんどううんどう)の障害を「アカラシア」といい、その結果として食道の内径が異常に大きくなってしまった状態を「巨大食道症」(Megaoesophagus)や「食道拡張症」と呼ばれることもあります。

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心臓疾患

現在、犬に限らずペットの高齢化が進んでいます。
それに伴い犬たちの心臓病も非常に増えています。
心臓は全身に血液を送ってくれる非常に重要な臓器です。
目立った症状が無くても心臓病になっている場合も多く、気付かずに病気を進行させてしまう事もあります。
最悪の事態にならないよう定期的な検診はとても大事です。

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悪性リンパ腫

犬の悪性リンパ腫とは、血液のがんに分類される全身性のがんです。
全身のいたるところに存在しているリンパ組織がガン化した状態を言い、リンパ肉腫とも呼ばれます。

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血管肉腫

血管肉腫(けっかんにくしゅ)とは、血管を構成している細胞がガン化した状態のことです。つまり、血管のガンです。
血管を断面にすると、外側から「外膜」、「中膜」、「内膜」という構造になっており、一番内側の層は「血管内皮細胞」という細胞によって埋め尽くされています。血管肉腫とは、この血管内皮細胞がガン細胞になってしまった状態のことです。

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咽頭炎

犬の咽頭炎(いんとうえん)とは、のどの粘膜に炎症が発生した状態を言います。

咽頭とは、口と食道との間にある柔らかい筋膜性の部位です。
口に近い側を「咽頭口部」、鼻に近い側を「咽頭鼻部」、そして呼吸器の入り口である喉頭に近い側を「咽頭喉頭部」と言います。

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気管支炎

犬の気管支炎とは、外から吸い込んだ空気の通り道である気管に炎症が発生した状態を言い、子犬での発症が多くみられます。
気管とは、呼吸により口から吸入した空気を肺に運ぶための喉と肺を結ぶ管のような器官で、C字形の軟骨が連続して外側を囲み、首の動きに合わせて柔軟に変形するようにできています。
この気管から枝分かれした部分が気管支です。

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気管虚脱

犬の気管虚脱(きかんきょだつ)とは、気管が押しつぶされてぺちゃんこになり、空気の流れが悪化してしまった状態を言います。
気管とは、のどと肺を結ぶ管のような空気を運ぶ器官で、C字形の軟骨が連続して外側を囲み、首の動きに合わせて柔軟に変形するようにできています。
しかしこの軟骨が本来の形状を保てず、気管内部にある空気の通り道が狭まってしまうと、呼気と吸気がうまくいかず呼吸困難をきたします。

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喘息(ぜんそく)

犬の喘息(ぜんそく)とは、口と肺とを結ぶ気管支が突然収縮し、発作的な呼吸困難や咳を発症することです。
喘息と似た症状を示すものとして気管支炎がありますが、気管支炎は症状が継続的であるのに対し、喘息は一時的に気管支が収縮しても、多くの場合30分ほどで元の状態に戻るという特徴を持っています。

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肺炎

犬の肺炎とは、酸素を取り込み二酸化炭素を排出させる肺に炎症が発生した状態を言います。
とは、肋骨で囲まれた空間にあり、空気中から得た酸素を体内に取り込んだり、老廃物である二酸化炭素を空気中に排出する役割をになっている重要な呼吸器官です。
ここに炎症が発生すると正常なガス交換ができなくなり、呼吸困難に陥ります。

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肺水腫

犬の肺水腫(はいすいしゅ)とは、肺の中に水がたまり、ガス交換がうまくいかなくなってしまった状態をいいます。
肺の内部で酸素と二酸化炭素のガス交換を行っている機能単位を肺胞といいますが、この肺胞や肺胞に連なる細気管支などに毛細血管から血液の液体成分が過剰に漏れ出て水がたまり、機能不全に陥るのが肺水腫です。
多くの場合、他の疾患の周辺症状として発症しますが、急性の場合は命を落とすこともある危険な病気です。

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