犬の乳腺炎(にゅうせんえん)

 乳汁を産生する乳腺(にゅうせん)と呼ばれる腺組織に炎症が生じた状態のことです。

 乳腺は通常、左右に5つずつ合計10個付いており、上から「前胸乳頭」、「後胸乳頭」、「前腹乳頭」、「後腹乳頭」、「鼠径乳頭」と呼ばれます。これらの乳腺は必ずしも左右対称ではなく、しばしば微妙にずれた感じで並んでいます。理由は、横になって授乳するとき、子犬たちが重なり合わないようにするためです。
 乳腺は女性ホルモンであるエストロゲンの作用によって増殖し、同じく女性ホルモンのプロゲステロンの作用によって発達します。また乳汁の産生を促すのは、プロラクチンと呼ばれる別のホルモンの役割です。各種ホルモンの影響を受けて乳汁を溜めこんだ乳腺は、子犬が乳首に吸い付いたときの刺激で覚醒し、脳内の視床下部におけるオキシトシンの産生を促します。産生されたオキシトシンは隣接する下垂体から分泌されて乳腺を包み込んでいる筋肉を刺激し、乳汁分泌を促します。これが「射乳」(しゃにゅう)と呼ばれる反応です。

主な症状
☆乳房の腫れとしこり
☆黄色い乳汁の分泌
☆発熱
☆授乳拒否

 

たった55秒でペット保険の無料資料請求

 大切なペットの具合が悪くなり、動物病院へ行くと、
 かなりの請求金額になる事はよくあります。

 ケガや病気で手術が必要となった場合、
 「入院費+手術代で120,000円」ですとなったら、
 どうしますか?
 
 いざという時の為にも人間と同様に保険には加入を検討してみて下さい。

 保険料よりも補償内容をきちんと比較する必要があります。
 保険料の安さだけで選んだら、いざ、病院に行ったら、
 「こちらは保険外です」なんて事にならないように、

 ワンちゃんの為にも、飼い主様の為にも、しっかりと各社を比較して、
 ご自分と愛するペットに最適な保険を選びましょう!

 大切なペットの保険選びの前に「無料資料請求」はこちら ⇒ 保険スクエアbang!/ペット保険

犬の乳腺炎の主な原因

  • 乳腺は特に子犬の授乳期に発達しますが、最も多く乳腺炎を発症するのもこの時期です。乳汁が過剰に分泌されて目詰まりを起こしたり、細菌に感染することで炎症が起こってしまいます。また、子犬の噛み付きや引っ掻きによってできた小さな傷も要因の一つです。
  • メス犬の中には発情が始まってからおよそ2ヶ月たつと、妊娠の有無にかかわらずホルモンの分泌が起こり、乳腺が張って乳汁が分泌されるものがいます。妊娠していないにもかかわらずしているかのような変化を見せることから、「偽妊娠」(もしくは想像妊娠)と呼ばれるこの現象に伴い、乳腺が炎症を起こしてしまうことがあります。

 

犬の乳腺炎の主な治療法

  • 患部を冷却することで血液の流入量を減らし炎症を軽減します。また犬が授乳中の場合は、乳汁中に細菌が入っている危険性もあるため、一時中断し、人工哺乳に切り替えます
  • 患部が細菌感染を起こしている場合は、細菌を特定し、最も効果があると思われる抗生物質の投与を行います。また、抗炎症剤やホルモン剤が投与されることもあります。
  • 乳腺の炎症が悪化し、膿がたまっていたり壊疽を起こしている場合は、外科手術によって患部を切除してしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA