犬の膣脱(ちつだつ)

 大きく肥大した膣が外に飛び出し、肉眼で確認できるようになった状態のことです。
 「タイプ1」はわずかな反転は見られるものの、突出はしていない状態、「タイプ2」は組織が舌状に突出した状態、そして「タイプ3」は組織が完全に突出し、まるでドーナツのように球形になった状態です。タイプ3まで来ると、一部子宮を含むこともあります。

主な症状
☆膣内からの突出
☆股間をしきりに舐める
☆おしっこが出ない

 

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犬の膣脱の主な原因

 

犬の膣脱の主な治療法

  • 膣脱は、発情後期~発情休止期の初めころにかけて自然と引っ込んでいきますので、しばらく様子見という形が取られます。具体的には、突出した部分が乾かないよう、無菌潤滑剤で濡らして清潔に保ち、犬が自分自身の股間を舐めてしまわないよう、エリザベスカラーやオムツを装着するなどです。しかし卵巣をそのままにしておくと、次回発情時における再発率は60%以上だとされています。
  • 膣が外に飛び出すと、細菌感染から膣炎子宮内膜炎を併発することがあるため、外科手術によって卵巣と子宮を取り除いてしまう場合もあります。これは、卵巣から分泌されるエストロゲンを減らすことで、膣の過形成を起こらないようにするためです。

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